BIOVIA ONE Lab
デジタル・ラボが実現します
科学のための総合ソリューション
BIOVIA ONE Lab は、研究者がワークフローを合理化し、コラボレーションを改善し、研究を加速するのに役立つ総合的なラボ・インフォマティクス・ソリューションです。すべての実験データとプロセスに統合環境を提供することで、研究者はより迅速に意思決定を行うことができます。
ONE Lab は、医療機器・医薬品、パッケージ製品、エネルギー・資源など、さまざまな業界の企業が活用しています。
ONE Lab は、研究、開発、QA/QC に対して導入でき、各分野の研究者固有のニーズに柔軟に対応します。
科学ワークフローを変革
ONE Lab は柔軟性と拡張性を備えているため、あらゆる規模のラボで使用できます。サンプル、実験、データ、在庫、機器、ワークフローを管理します。ONE Lab は、さまざまなラボ機器やソフトウェアとも連携できるため、既存のシステムやデータとの接続も容易です。
データ・モデルの標準化
ONE Lab は、ELN、LIMS、LES、機器統合、および在庫管理の間の人為的な障壁を取り除きます。すべての部門にわたりデータ・モデルが 1 つに集約されるため、データのサイロ化が解消され、アクセスの余計な制御が排除されます。
ある企業のお客様は、5 つの ELN と 3 つの LIMS を ONE Lab に置き換え、データを標準化し、科学的業務の効率を 60% 向上させています。
機器との連携
BIOVIA ONE Lab を使用すると、IoT アプローチを使用して、ラボ内のネットワーク接続機器から直接データを取得できます。データは元の形式のまま取り込めるだけでなく、合意された分類法やオントロジーを有する標準化された形式に変換することもできます。オンプレミスの機器をクラウドに簡単に接続できるため、場所を問わず簡単にアクセスできます。
ONE Lab でラボ業務を合理化
- 自動化
- AI/機械学習
- 在庫
- 検証
- コンプライアンス
- 導入
自動化
ONE Lab は、ラボのワークフローの主要な部分を自動化し、手作業や付加価値のない作業を排除します。
- 機器データを直接取り込むことにより、転記ミスを排除し、データを標準化し、確実に情報を一元化
- ガイド付きの手順を実行することで、研究者が確実に最新の手法に従うようにする
- 例外によるレビューの自動化により、許容範囲と期待値を満たすかどうかのテストを迅速にバッチ・リリース
- 即座に更新される監査証跡とサンプルおよび在庫の追跡により、コンプライアンスを確保
仮想世界と現実世界の融合
データを自動的に取り込み、それを独自でない標準化的な形式に変換することで、ONE Lab は実験データを将来の作業に再利用できるようにします。また、仮想モデルを構築する際にラボ・データを活用することもできます。これにより、将来の実験の指針にしたり、物理的な実験をまったく実施せずに済ませたりすることもできます。
さらに、仮想環境でのモデリングとシミュレーションによって生成されたデータは、ONE Lab の実験データと直接比較できます。ラボ・データを標準化できるため、仮想世界と現実世界の間のフィードバック・ループが継続的になり、加速されます。
安全性と持続可能性を確保
ONE Lab は、在庫管理機能を搭載しているため、手元に保管されている化学物質の量を効率的に管理し、使用状況と有効期限を追跡できるため、無駄な化学物質を減らすことができます。消耗品の使用状況と廃棄物の削減、ラボの生産性の向上、仮想実験の使用の増加により、ONE Lab は持続可能性の目標達成を支援します。
また、ONE Lab は、化学物質のすべての在庫に関連する材料安全データシート(SDS)を保存および管理し、研究者、安全担当者、緊急対応者が容易にアクセスできるようにします。
コンピュータ・システム検証
BIOVIA は、ONE Lab のコンピュータ・システム検証をサポートし、検証テスト・キットを提供し、お客様と密接に連携しながら導入を効率的に検証します。クラウドの導入により、BIOVIA は自動化を使用して初期検証ステップを実行し、最終的な検証の準備が整った本番環境をお客様に提供します。
完全準拠ソリューション
ONE Lab は、規制(GxP)環境における運用を対象とした FDA 21 CFR Part 11、Annex 11、および EPA に準拠するように構築されています。その規制には、電子署名とデータの保護による、監査証跡の自動化が含まれます。
柔軟な導入オプション
BIOVIA は ONE Lab の導入オプションを複数用意しており、その中には、クラウドとオンプレミスの両方のインストールが含まれます。クラウドを活用することで、メンテナンスのオーバーヘッドを削減し、総所有コストを削減し、より一貫性のある更新を行うことができます。オンプレミスのインストールは、エンドツーエンドのインフラストラクチャーの所有権をすべて維持したいお客様にご利用いただけます。
導入戦略に関係なく、ONE Lab は同じコード・ストリームを使用するため、戦略や優先順位が変更されたとしても、別の導入環境への移行が非常に簡単です。
お客様の都合に合わせた設計
ONE Lab の詳細
ONE Lab は、ラボ・インフォマティクス環境のすべての主要分野における機能を搭載する一方で、単一の統合されたプラットフォームとデータ・モデルを利用します。現在必要なだけの機能を ONE Lab に設定し、ニーズや優先順位の変化に応じて追加することができます。
以下の分野をご覧ください。
さあ、始めましょう
ラボ・インフォマティクスの状況は常に進化しています。BIOVIA ONE Lab で一歩先を行く方法を発見しましょう。
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ラボ管理ソリューションと ONE Lab に関する FAQ
ラボ管理システムとは、サンプルの追跡、データ管理、ワークフローの自動化、規制基準への準拠など、さまざまなラボ業務を管理および合理化するために設計されたソフトウェア・ソリューションです。ラボの効率を改善し、データの正確性を確保し、すべてのラボ業務の体系化された追跡可能な記録を維持するのに役立ちます。
ラボ管理ソフトウェアは、定型作業の自動化、手作業によるミスの削減、ワークフローの合理化により、効率性を高めます。また、データの精度を向上させ、ラボ・チーム間のコラボレーションを促進し、規制基準へのコンプライアンスを確保することで、結果的にラボの運用の信頼性と生産性を向上させます。
ラボ管理ソフトウェアは、データ入力の自動化、人的ミスの削減、ワークフローの合理化により、ラボ作業の精度と効率を大幅に向上させます。これにより、ラボのプロセスの標準化、データの継続的な記録、タスクの迅速な実行が可能になるため、生産性の向上と信頼性の高い結果が得られます。
はい。ラボ在庫管理ソフトウェアとラボ情報管理システム(LIMS)は別物ですが、補完し合う関係になることも多くあります。
- ラボ在庫管理ソフトウェアは、ラボの備品、試薬、化学物質、その他の在庫品の管理と追跡に重点を置いています。これにより、ラボは正確な在庫レベルを維持し、再注文プロセスを自動化し、保管および安全規制へのコンプライアンスを確保できます。
- LIMS は、サンプルの追跡、データ管理、ワークフローの自動化、法規制コンプライアンスなど、ラボ業務のさまざまな側面を管理する、より包括的なシステムです。LIMS には在庫管理機能が搭載されている場合もありますが、その主な役割は、サンプルの取り込みからデータの報告まで、ラボ・プロセス全体を監督し、合理化することです。
BIOVIA ONE Lab は、サンプルの自動追跡、データ管理、ワークフロー自動化、業界規制への準拠など、ラボ業務を合理化する包括的な機能を提供します。ラボの生産性を向上させながらエラーを削減するのに役立つ、適応性の高いラボ管理ソフトウェアです。
その他の情報
BIOVIA のソリューションの詳細
経営規模の大小を問わず、シームレスなコラボレーションと持続可能なイノベーションに、当社のソリューションがどう役立つかについて、BIOVIA の担当技術者がご説明します。
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