BIOVIA の科学的影響を形作る

BIOVIA Science Council の使命は、全社的な科学的イノベーションの方向性を企業戦略に沿って導くことにより、優れた科学的成果をもたらし、BIOVIA の研究者、ソフトウェア、サービスに対する高い評価を築き上げることです。BIOVIA のトップクラスの研究者で構成されているこのカウンシルは、発見から商業生産までを応用科学と戦略の対象とし、優れた科学的成果を提供して、化学、材料、生物学に関わるすべての業界をけん引しています。BIOVIA 出版物の多くは Google Scholar で検索できます。 

BIOVIA は、ダッソー・システムズの科学的ブランドであり、お客様が科学的なイノベーションを変革できるようお手伝いをします。BIOVIA Science Council は、お客様の成功に寄与する BIOVIA の科学的アクティビティ、ソリューション、テクノロジーの推進において、科学的および技術的側面で卓越したリーダーシップを発揮しています。

BIOVIA CEO、Jason Benedict > ダッソー・システムズ

Jason Benedict

ダッソー・システムズ BIOVIA ブランド CEO 兼 BIOVIA 研究開発担当バイス・プレジデント

医療機器・医薬品のフェロー

Hugues-Olivier Bertrand 博士、シニア・フェロー > ダッソー・システムズ

Hugues-Olivier Bertrand 博士、シニア・フェロー

医療機器・医薬品研究プリセールス・グループ担当シニア・ディレクター

Hugues-Olivier Bertrand (博士)は 1998 年にアプリケーション・サイエンティストとして BIOVIA に入社しました。現在はシニア・ディレクターとシニア・フェローを兼務しており、Life Science Research Pre-Sales グループを管理しています。主要な専門分野は、タンパク質のモデリング、高分子のシミュレーション、バーチャル・スクリーニング、構造ベースの薬剤デザインです。レンヌ大学(フランス)で薬学の博士号を取得しました。大学課程の後は、Institut de Biologie Physicochimique および Institut Gustave Roussy (パリ)で博士研究員を務め、計算構造生物学の研究に取り組みました。BIOVIA に入社後は、アミノ酸によって活性化されるファミリー 3 GPCR に関して、構造生物学の開発と創薬プロジェクトを開始しました。この仕事は他の専門家たちとのコラボレーションによって行われ、複数の出版物、特許、国際的なセミナー、博士論文につながりました。Institut Gustave Roussy で計算化学、比較モデリング、バーチャル・スクリーニングの講師を務め、複数の博士論文の共同監督も行っています。査読審査のある雑誌で 50 の出版物を執筆しています。

Anne Goupil-Lamy 博士、フェロー > ダッソー・システムズ

Anne Goupil-Lamy 博士、フェロー

プリンシパル・フィールド・アプリケーション・サイエンティスト

Anne Goupil-Lamy (博士)は、BIOVIA のプリンシパル・フィールド・アプリケーション・サイエンティスト兼 Science Council フェローです。ピエール・マリー・キュリー大学(パリ第 6 大学、フランス)で分子生物物理学の博士号を取得しました。Jeremy C. Smith 教授の監督の下で、分子動力学シミュレーションと中性子散乱実験を使用して、タンパク質動力学と変性を研究しました。1998 年に MSI (現 BIOVIA)にサポート・サイエンティストとして入社し、BIOVIA の医療機器・医薬品モデリング・ツールによってサポートされる数多くのモデリング分野の専門知識を習得しました。ヨーロッパおよび世界中の BIOVIA の医薬品開発業務受託グループを管理していた際は、実現可能性を調査し、提案を作成してきました。また、構造ベースのデザインとリガンドベースのデザインのプロジェクトに関わり、そのうちの 1 つは特許を取得しました。プリセールス・サイエンティストとして、フラグメントベースのデザインおよびタンパク質間相互作用の検証試験を複数実行し、その結果を会議やお客様に対して発表しました。抗体デザインに取り組む生物製剤プロジェクトにも参加しています。

Rohith Mohan 博士、ジュニア・フェロー > ダッソー・システムズ

Rohith Mohan 博士、ジュニア・フェロー

BIOVIA 研究開発ソフトウェア・エンジニアリング・マネージャー

Rahith Mohan は、カリフォルニア大学リバーサイド校で生物工学の博士号を取得しました。 博士号研究の一環として、機構研究、ペプチド設計、および仮想薬物スクリーニングに MD シミュレーションを使用して、補体系と免疫関連疾患の分子基盤を研究しました。2018 年に BIOVIA に入社し、Discovery Studio の研究開発チームの一員として、薬剤の設計と創薬のためのモデリングおよびシミュレーション・ツールの開発に携わりました。現在、Discovery Studio のタンパク質モデリングおよびシミュレーション・チームを率い、力場のパラメータ化、自由エネルギー法、シミュレーション法、これらの分野における AI/ML の導入に取り組んでいます。

材料科学およびエンジニアリング・フェロー

Victor Milman 博士、シニア・フェロー > ダッソー・システムズ

Victor Milman 博士、シニア・フェロー

BIOVIA 研究開発科学応用ディレクター

Victor Milman (博士)は 1994 年に BIOVIA に入社しました。現在はシニア・フェロー兼 Quantum Mechanics and Nanotechnology R&D チームのマネージャーを務めています。モスクワ物理工科大学を卒業し、ウクライナ国立学士院で固体物理学の博士号を取得しました。その後、キエフの Institute of Metal Physics で無機結晶の格子特性研究に関する第一原理技法の開発に取り組みました。この研究を Cavendish Laboratory (ケンブリッジ)でも継続し、固体の電子構造に関する SERC 共同計算プロジェクトに、リサーチ・アソシエイトとして加わりました。Heine 教授および Payne 教授のグループにおける研究は最終的に、固体および表面の量子力学モデリングの革新的なコードである CASTEP の公開につながりました。その他に DOE Oak Ridge National Laboratory でビジティング・リサーチ・フェローを 1 年間務め、成長過程モデリングや拡張欠陥の研究などで、CASTEP を半導体物理学に応用しました。査読付き出版物は 200 あり、h 指数は 44 です。このことは、彼の研究の生産性と科学的影響の大きさの両方を反映しています。 多数の会議でのプレゼンテーション、ケンブリッジ大学およびユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの博士課程学生の共同監督、研究機関の会議やシンポジウム、物理学と化学の主要な雑誌における定期的な論文審査などに貢献しています。

BIOVIA Science Council、Lalitha Subramanian 博士 > ダッソー・システムズ

Lalitha Subramanian 博士、フェロー

Global Contract Research 社、シニア・ディレクター

Global Contract Research 社のシニア・ディレクターである Lalitha Subramanian (博士)は、現在、ダッソー・システムズの Science Council フェローを務めています。博士号をインド工科大学マドラス校(インド)で科学の博士号を取得し、米国ニューヨーク州のコーネル大学の Roald Hoffmann 教授(ノーベル賞受賞者)のもとでポスドクを務め、ウェットラボ化学合成と高度な材料特性評価に関する実践的な知識、さらには計算科学およびデータ科学を融合させています。 科学者やエンジニアで構成される多分野の混成チームを率い、医薬品および生物製剤 R&D ソリューション、持続可能性の目標達成に重点を置いた製品およびプロセスの最適化、バッテリー、燃料電池の設計と革新などを、業界のお客様に提供してきました。同氏の科学的な指導にもと、Contract Research チームは業界のお客様からイノベーション賞を付与され、そのうちの 1 社と共同で特許を取得しています。 応用研究に加えて、書籍や書籍の章、査読付きの論文、国際会議やパートナーからの招待講演、特許など、その科学的な貢献は多岐に及びます。 

Marc Meunier 博士、フェロー > ダッソー・システムズ

Marc Meunier 博士、フェロー

プリンシパル・フィールド・アプリケーション・サイエンティスト

Marc Meunier (博士)は、BIOVIA のプリンシパル・フィールド・アプリケーション・サイエンティスト兼 Science Council フェローです。ピエール・マリー・キュリー大学(フランス)で修士号、バンガー大学(英国)で化学の博士号を取得しました。博士課程修了後は、ロンドンのインペリアル・カレッジで博士研究フェローを務めました。BIOVIA には 2000 年に、材料モデリングの製品スペシャリストとして入社しました。研究分野はナノ誘電体、膜技術で使用されるポリマー材料のシミュレーション、医薬品マテリアル・サイエンスなどです。最近では成長分野の材料インフォマティクスにも関心を持っています。『Molecular Simulation』誌の編集委員を務めており、著作は『Chemical Physics』誌、『Applied Physics』誌、『Polymer』誌に掲載されています。また、最近では書籍『Industrial Applications of Molecular Simulations』を編集しました。 

Johan Carlsson 博士、フェロー > ダッソー・システムズ

Johan Carlsson 博士、フェロー

シニア・フィールド・アプリケーション・サイエンティスト

Johan Carlsson (博士)は、BIOVIA のシニア・フィールド・アプリケーション・サイエンティスト兼 Science Council フェローです。チャルマース工科大学(スウェーデン、イェーテボリ)で工学物理学の修士号、イェーテボリ大学で物理学の博士号を取得しました。金属および金属酸化物の表面と界面の電子構造計算を中心に研究を行い、特に粒界に注目していました。その後は、ベルリンにある Fritz-Haber-Institut der Max-Planck-Gesellschaft の理論部門で、ナノポーラス・カーボン・グループのリーダーを 6 年間努めました。この研究グループは、電子構造の計算によりグラフェン、カーボン・ナノチューブ、ナノポーラス・カーボンなど、炭素系材料の触媒特性を調査していました。2008 年に BIOVIA の委託研究グループに加わり、カーボン・ナノチューブ・ポリマー複合材、微結晶の形態、金属酸化物触媒をはじめとするお客様のプロジェクトに取り組みました。これらのプロジェクトの 1 つは『The Journal of Physical Chemistry C』で共同出版されました。BIOVIA のシニア・フィールド・アプリケーション・サイエンティストとして、モデリングとシミュレーションの技法を使用して、お客様の科学的な問題解決を手助けしています。18 の科学論文と、書籍の 1 章を出版しています。論文のうちの 3 つは、100 回以上引用されています。定期的に、論文審査のある雑誌の査読者として原稿を書くように求められているとともに、会議での講演を依頼されています。

Michael Diedenhofen 博士、フェロー > ダッソー・システムズ

Michael Diedenhofen 博士、フェロー

BIOVIA の研究開発科学開発者と Science Council フェローを兼任する Michael Diedenhofen (博士)は、化学実験技術者の見習いからそのキャリアをスタートさせました。その後、デュイスブルグ大学で化学研究に打ち込み、ドイツのマールブルク大学で研究を続け、2000 年に化学博士号を取得しました。Gernot Frenking 教授のグループにおける論文の執筆にあたって、量子化学的手法による遷移金属触媒反応を研究しました。博士号を取得した後、COSMOlogic 社(後にダッソー・システムズにより買収)に計算化学者として入社しました。現在は、BIOVIA Solvation Chemistry グループの一員です。COSMO モデルや COSMO-RS モデルの開発など、溶液における分子の特性のモデリングを専門にしています。これらのモデルは、イオン液体、環境に関連するデータ、材料科学、医療機器・医薬品など、研究および顧客プロジェクトに幅広く応用されています。同氏は査読付き論文を 30 以上発表しています。

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