医薬品開発
医薬品開発を加速する
コンピュータ上での医薬品モデリング
効果的な治療法の確立は、タンパク質標的に対する高い活性と特異性を持つ化合物の特定をもって終わるわけではありません。医薬品には、患者の体内で安全かつ効率的に疾患を治療する送達担体が必要です。さまざまな多形性や結晶形態の観点から正しい固形形態の薬剤を特定することで、最終製剤処方の開発に要する時間が大幅に短縮され、費用のかかる後期プロジェクトの失敗を回避できます。

包括的な計算手法
BIOVIA Materials Studio には、薬物化合物の挙動をシミュレーションによりモデル化する包括的な一連の手法が備わっているため、開発作業の指針を打ち出し、リスクを最小限に抑え、IP 取得をサポートすることができます。
- 結晶化
- 安定性
- 溶解度
結晶化
- シミュレーションされた粉末回折スペクトルを使用して薬剤化合物の結晶構造を特定し、実験結果に照らし合わせて微調整
- 化合物の潜在的な多形を、その分子構造から直接調査
- 結晶性物質の形態をその結晶構造から予測し、結晶面の成長に対する溶媒や不純物の影響を調査

安定性
- 自己酸化やさまざまな賦形剤との交差反応に関する、候補化合物の可能性を確認
- ガラス転移温度やその他の特性を予測し、非晶質固体分散における候補化合物の安定性を調査
- 製造可能性(ミリング、混合など)を判断するために、候補化合物の機械的特性を特定

溶解度
- logD や AlogP などのさまざまな分散係数のハイスループット計算を実行
- シミュレーションを通じて、化合物の溶解度や混和性のパラメータを計算
- さまざまな溶媒中の化合物の溶解度を予測し、共結晶のスクリーニングを実施
- ミセルおよびその他のキャリア系における化合物の「使用量」を決定

当社の手法のご紹介
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