Simpack によるCo-Simulation

Simpack Multi-Domain Interfaces はCo-Simulation機能を提供します。MATLAB®との連携は3種あり、SimpackにSimulink®モデルを統合、Simpackの解析結果をMATLABへエクスポート、SimpackとSimulinkとのCo-Simulationを可能にします。さらに、Simpack にはFunctional Mock-up Unit(FMU)のインポート/エクスポート機能や一般的なCo-Simulationインターフェースがあります。

Simpack MatSIM

MatSIM は Simulink® モデルを Simpack へ統合するためのインターフェースです。モデルは Simulink CODER™ (旧 Real-Time Workshop®)を使って MATLAB® からエクスポートします。

Simpack Functional Mock-up Interface

Simpack FMU (Functional Mock-up Unit) Import は、FMI (Functional Mock-up Interface)に準拠したモデルを Simpack にインポートして使用できます。
FMU Import には次の 2 つのオプションがあります。

  • Model Change: Simpack ソルバーは、FMU の連続状態を統合できます
  • Co-Simulation: Simpack ソルバーは、FMU モデルとユーザー定義の等間隔のサンプル ポイントで通信しながら Co-Simulation を行います。

FMU Export は Simpack モデルを FMU としてエクスポートします。FMU Export は現在、Co-Simulationに対応しています。

SIMAT

SIMATは、SimpackとMATLAB®、Simulink®間のCo-Simulationインターフェイスです。次の機能が含まれます。

  • 線形システムインターフェース(ABCD行列をMATLABにエクスポート)
  • SimpackとSimulinkを連成解析するためのCo-Simulationインターフェイス
 

MATLAB Result Export

MATLAB® Result Export は、Simpack のすべての結果を MATLAB のネイティブ形式でエクスポートします。Simpack モデルに指定された結果はすべて、通常の生成結果に加えて .mat ファイル形式でエクスポートされます。

IPC Co-Simulation

IPC Co-Simulationは、TCP/IPベースのソケット通信を用いてSimpackと他のシミュレーションソフトウェアやハードウェアをCo-Simulationするためのインターフェースです。

その他の情報

Wind モジュール
Simpack は、風力タービンのダイナミクスをシミュレートします。
Realtime モジュール
Simpack のハードウェア・イン・ザ・ループ(HiL)/マン・イン・ザ・ループ(MiL)シミュレーション
Drivetrain モジュール
Simpack でドライブトレインシステムをシミュレーション
Bearing モジュール
Simpack で系全体とベアリングの相互作用をシミュレーション
Rail モジュール
Simpack によるレールガイドシステムのマルチボディ・システム・シミュレーション
弾性体解析モジュール
弾性体を用いた Simpack マルチボディ・システム・シミュレーション
Engine モジュール
Simpack によるエンジン挙動シミュレーション
コア・モジュール
Simpack マルチボディ・システム・シミュレーションのコア機能
一般アドオンモジュール
Simpack 機能を拡張
Biomotion モジュール
Simpack で人と技術機器の相互作用をシミュレーション
Automotive モジュール
Simpack Automotiveモジュールによる車両運動シミュレーション

SIMULIA のソリューションの詳細

組織の規模の大小を問わず、シームレスなコラボレーションと持続可能なイノベーションに、当社のソリューションがどう役立つかについて、SIMULIA の担当技術者がご説明します。

はじめに

学生、教育機関、専門家、企業向けのコースとクラスをご用意しています。お客様に最適な SIMULIA トレーニングを受講してください。

サポートの利用

ソフトウェアやハードウェアの資格認定、ソフトウェアのダウンロード、ユーザー・マニュアル、サポート連絡先、サービス・オファリングに関する情報はこちら