サステナビリティ戦略
ダッソー・システムズは、バーチャル・ツイン・エクスペリエンスをあらゆる業界のお客様に提供し、仮想世界における持続可能なイノベーションを促進して実世界にメリットもたらすことで世界をリードしているテクノロジー企業です。
サステナビリティの目標
ダッソー・システムズは、サステナビリティをミッションの中心に位置づけています。
弊社は、3つの優先行動を通じてサステナビリティ戦略を実施しています。それぞれに2025年または2027年の測定可能な目標を設定しています:環境面における持続可能な事業運営へのコミットメント、お客様が環境フットプリントを削減できるソリューションの考案、多様性と倫理を尊重した人的資本の育成。
- フットプリントの削減
- お客様を支える
- 人的資本の開発
パリ協定の勧告に従って環境フットプリントを最適化および温室効果ガス排出量を削減して、サプライヤーにも同様の取り組みを奨励することで、環境面において持続可能な事業に取り組んでいます。
Our objectives
- 2027年までにスコープ1と2の温室効果ガス排出量を35%削減(プレスリリースDassault Systèmes Commits for Sustainabilityをご覧ください:科学に基づく目標を承認して、ネット・ゼロ・エミッションのタイムラインを設定)
- 2027年までにスコープ3の温室効果ガス排出量を20%削減(出張および従業員の通勤)
- 2040年までにカーボンニュートラルを達成
- 2025年までに科学に基づく目標に沿った排出量削減目標をサプライヤーの50%が設定
当社は、お客様が環境フットプリントを削減して世の中にポジティブな影響をもたらすイノベーションを促進できるソリューションを考案しています。
Our objective
- EUタクソノミーに基づく持続可能なソリューションによる新規ライセンス収入を2027年までに70%に拡大(弊社ブログ記事Collaborating to combat climate changeをご覧ください)
当社は、ジェンダー平等、倫理、コンプライアンス、従業員エンゲージメントを推進しています。
Our objectives
- ピープルマネージャーに占める女性の割合を2027年までに30%に拡大(ブログ記事Gender Diversity is part of Dassault Systèmes DNAをご覧ください)
- 役員に占める女性の割合を2027年までに40%に拡大
- 従業員の誇りおよび満足度を2025年までに85%に高める(弊社の従業員をご覧ください)
- 2027年までに95%の従業員が倫理&コンプライアンスに関する研修を受講(社会的責任ポリシーをご覧ください)
サステナビリティ・ガバナンス
社会的・環境的な責任は、ダッソー・システムズの戦略および達成目標の中核です。当社のサステナビリティ戦略は、企業ガバナンスの最高レベルで管理されています。
取締役会
当社の取締役会は、複数年の戦略指針の検討および設定にサステナビリティを考慮しています。ESG目標、行動計画、実績をレビューするために、取締役会内に独立取締役兼持続可能な開発担当リードディレクターを任命しています。この任務を現在はGenevieve Bergerが担当しています(経歴)
また、取締役会の各委員会が、それぞれのミッションに関連するサステナビリティの目標を掲げています。
例
:- 科学委員会:サステナビリティ・ソリューション・ポートフォリオの展開をレビューして、市場に影響を与える潜在的な技術的革新を分析
- 監査委員会:新しいESG報告要件と関連事項をレビュー
- 報酬・指名委員会:執行役員の年間変動報酬のESG指標を含む業績基準をレビュー。
これら3つの取締役会委員会のメンバーは、サステナビリティに特化した委員会およびESGリスクを含む社内のリスク予防と管理に特化した委員会による、年に2回の会議を開催しています。
執行運営委員会
ダッソー・システムズの執行運営委員会には、お客様の持続可能性(ハンドプリント)向上と当社の環境フットプリントの管理を支援する製品開発に関するサステナビリティ戦略ロードマップを担当する専任メンバー含まれます。インダストリー、マーケティング、サステナビリティ エクゼクティブ・バイスプレジゼントのフローレンス・ベルゼレンが、この任務を担当しています。
サステナビリティ部門
サステナビリティ最高責任者として、当社のサステナビリティ戦略を決定、実行するとともに、当社のサステナビリティ部門の長官を務めています。
サステナビリティ部門では、四半期ごとにすべての主な事業部門のリーダーが集まり、分野をまたいで課題の進捗状況について意見交換を行っています。
運営委員会
サステナビリティ運営委員会は、ダッソー・システムズの主要部門のエグゼクティブ・マネージャーを年4回招集して、持続可能な開発戦略を支援するための行動計画と進捗状況について意見を交換しています。
この委員会の幹事は、弊社のサステナビリティ最高責任者が務め、3つの柱
を中心にダッソー・システムズの持続可能な開発戦略を主導する責任を負っています:- 専門知識 - 「模範的なフットプリントのサポート」,。}最高水準のサステナビリティへの取り組み、環境報告業務の指揮、財務格付けの管理、ESG貢献者ネットワークの活性化、
- エコシステム - 「ネットワークの開発」:持続可能な開発問題に関する社内、機関、学術、アナリスト、インテグレーターのパートナーとの関係/パートナーシップを構築して、持続可能性の実現者としてダッソー・システムズの発言力を強化。
- エンゲージメント - 「お客様の移行を実現」:既存および新規のお客様と関わり、特にEUタクソノミーによる持続可能な開発要素に沿って、お客様の持続可能な移行を実現および加速させる新しいソリューションやビジネス・モデルを創案。
2022年からPhilippine De T'SerclaesがCSOを務めています。こちらを参照してください。
また、地域、ブランド、業界において弊社のサステナビリティ戦略を実施する40人以上のサステナビリティ・リーダーのネットワークおよび7つの主要機能を結集したゼロ・カーボン・チームがあり、採択されたアクション・プランの立ち上げ、フォロー、継続的な改善のための分析を確実に行っています。
2021年に財務部が持続可能な財務・調達ユニットを設立。これにより、報告プロセスと非財務情報の信頼性を確保して、EUタクソノミーに関連する指標の算出、気候シナリオに基づくリスク評価を行っています。
ダッソー・システムズの企業モデル
リソース
知的資本 | 人的資本 | 社会資本 | 金融資本 | 自然資本 |
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13の技術ポートフォリオによる、イノベーション・サイクル全体への対応 40年以上わたって蓄積された業界知識 10億8700万ユーロの研究開発投資(+14.5%) 730件以上の特許ファミリー
参照:1.4.2 |
136ヵ国に 22,523人の従業員 41%が研究開発 に従事エグゼクティブチームの13人のうち5人が女性従業員(38.5%) ピープルマネージャーのうち22.6%が女性
|
17,000人以上の民間パートナー・エコシステム(VAR & CSI) 150以上の科学&研究パートナー 9,400以上の技術&マーケットプレイス・パートナー
参照:1.4.1 |
長期的かつ安定的な株主構成 0.4x調整後純負債/IFRS EBITDAO 安定的なS&P格付け 従業員持株プラン(2021年開始)
|
90%が再生可能エネルギーによる電力、総エネルギー消費量の82% CO2排出量を26%削減 科学に基づく削減目標(2025年までに50%削減)を設定 。出張関連のCO2を58%削減(2019年比) |
エクイティ・システム
パーパス(事業目的)
製品・自然環境・人々の生活が調和する持続可能なイノベーションの実現に向けて、3DEXPERIENCE の世界を提供します。
3つの主要セクター
製造業
ライフサイエンス&ヘルスケア
都市・インフラ
戦略
ヒューマン・インダストリー・エクスペリエンス
ダッソー・システムズは、科学に基づく企業です。当社は持続可能性と人を中心に位置づけて、あらゆる業界のパートナーやお客様の変革を支援しています。
包括的なソリューションを強化するユニークなプラットフォーム
ロール、プロセス、ソリューションをパブリック/プライベート・クラウドまたはオンプレミスで提供(ライセンスまたはサブスクリプション)およびコンサルティングやサービスによるサポート。
地域&エンゲージメント・モデル
11の地域、197の拠点で事業展開を推進。
多様なお客様
起業家から多国籍企業に至るまで、12の業界において30万人以上のお客様。
資本
知的資本 &顧客関係 |
人的資本 (Employees) |
社会資本 (Society) |
金融資本 (Shareholders) |
自然資本 (Environment) |
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66%: EUタクソノミーの対象となる収益 25年以上 :主要なお客様(20社)との平均的な連携期間
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99%: 研修を受講した従業員の割合 82% :従業員の誇りおよび満足度 99% :正社員契約社員の割合 1,500以上 :インターンシップおよび実習プログラム募集に関する掲載 4,700人以上 :2022年の求人数。97%が正社員契約
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3億7,500万ユーロ :IFRS法人所得税費用(ETR28.8%) 51件 :La Fondation Dassault Systèmesによる新規プロジェクト支援 680万人 3DEXPERIENCE Eduのソリューションを使用している学生 2,300人以上 サステナビリティ・トレーニング・モジュールを受講した連携関係者 99% 倫理&コンプライアンスに関する研修を受講した従業員 |
1.13ユーロ 希薄化後EPS(IFRS外の希薄化後1株当たり利益) 配当方針30% 純利益分配(IFRS)
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-24% CO2総排出量(2019年比) 92% エネルギー管理に関するISO認証取得拠点で勤務している欧州の従業員 -41% 従業員の通勤に関連するCO2排出量(2019年比) 2040年までにカーボンニュートラルを達成
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関連コンテンツ
事業内容
ダッソー・システムズは、お客様がバーチャル・ワールドを活用して実世界において革新的なエクスペリエンスを創出できる、バーチャルツイン・エクスペリエンスを提供しています。パーパス・ドリブン・カンパニーまた持続可能なイノベーションのリーダーとして、今世界が直面している主な課題に取り組む、新たな方法を創造、仕事、生活にもたらすことを目指しています。
企業倫理・コンプライアンス
倫理的で持続可能な成長を追求することが、ダッソー・システムズの基本的な価値観であり、社会的責任ポリシーの柱のひとつです。
ESGの実践
弊社は、お客様にサステナブルな技術のソリューションを提供するだけでなく、当社自らもサステナブルな企業であることに努めています。より良い世界を実現するために、お客様、パートナー、従業員に貢献する、クラス最高の環境、社会、企業ガバナンスの実践に取り組んでいます。