Abaqus CAD Associative Interface

Associative Interface for 3DEXPERIENCE CATIA

Associative Interface for 3DEXPERIENCE CATIA では、アソシエイティブ・インポートを使って 3DEXPERIENCE の部品や製品を Abaqus/CAE に転送できます。CAD モデルの材料とパブリケーションは、それぞれ材料定義とセット定義の形で Abaqus/CAE モデルに割り当てられます。

Associative Interface for 3DEXPERIENCE CATIA で使用できるインポート方式は次のとおりです。

• 同じコンピュータで 3DEXPERIENCE CATIA と Abaqus/CAE が同時に起動している場合は、自動アソシエイティブ・インポートにより、セッション間で迅速にモデルが転送されます。
• モデルの転送後は、3DEXPERIENCE CATIA で設計変更作業をしている間、クリック 1 回で変更内容が Abaqus/CAE に送られます。また、変更後のモデルを 3DEXPERIENCE から Abaqus/CAE にインポートするたびに、分配、荷重、境界条件、セット、サーフェスなど、Abaqus/CAE で作成されたフィーチャーが再構築されます。
• Associative Interface for 3DEXPERIENCE CATIA を使えば、穴の半径や押し出しの長さなど、3DEXPERIENCE CATIA の形状フィーチャーを定義するパラメータを Abaqus/CAE 側で変更することもできます。更新されたパラメータは、その後 3DEXPERIENCE CATIA モデルと Abaqus/CAE モデルの両方に伝えられます。
• 3DEXPERIENCE CATIA と Abaqus/CAE が同時に起動していない場合、または別のコンピュータで起動している場合は、手動アソシエイティブ・インポートを実行します。Associative Interface for 3DEXPERIENCE CATIA のオプションを使って、アセンブリー・ファイル(.eaf)を指定の場所に保存し、その後 Abaqus/CAE にモデルをインポートするか、アセンブリー・ファイルを使って Abaqus/CAE 上の既存モデルを更新します。

お使いの CAD 製品に対応する Associative Interface for 3DEXPERIENCE CATIA のバージョンについては、互換性対応表をご覧ください。

CATIA V5 Associative Interface

CATIA V5 Associative Interface では、アソシエイティブ・インポートを使って CATIA V5 の部品や製品を Abaqus/CAE に転送できます。CATIA V5 モデルに割り当てられた材料とパブリケーションも、それぞれ材料定義とセット定義の形で Abaqus/CAE モデルに転送されます。アソシエイティブ・インポートに加え、CATIA V5 Associative Interface では .CATPart 形式および .CATProduct 形式で Abaqus/CAE に CATIA V5 モデルの形状を直接インポートできます。

CATIA V5 Associative Interface で使用できるインポート方式は次のとおりです。

• 同じコンピュータで両方のプログラムが同時に起動している場合は、強力な自動アソシエイティブ・インポート・ツールで、CATIA V5 セッションから Abaqus/CAE セッションへとすばやくモデルを転送できます。モデルの転送後は、CATIA V5 で設計変更作業をしている間、クリック 1 回で変更内容が Abaqus/CAE に送られます。また、変更後のモデルを CATIA V5 から Abaqus/CAE にインポートするたびに、分配、荷重、境界条件、セット、サーフェスなど、Abaqus/CAE で作成されたフィーチャーが再構築されます。
• CATIA V5 Associative Interface を使えば、穴の半径や押し出しの長さなど、CATIA の形状フィーチャーを定義するパラメータを Abaqus/CAE 側で変更することもできます。更新されたパラメータは、CATIA モデルと Abaqus/CAE モデルの両方に伝えられます。
• CATIA V5 と Abaqus/CAE が同時に起動していない場合、または別のコンピュータで起動している場合は、手動アソシエイティブ・インポートを実行します。CATIA V5 Associative Interface プラグインを使って、アセンブリー・ファイル(.eaf)を指定の場所に保存し、その後 Abaqus/CAE にモデルをインポートするか、アセンブリー・ファイルを使って Abaqus/CAE 上の既存モデルを更新します。手動アソシエイティブ・インポートの場合は、アソシエイティブ・インポートを Windows プラットフォーム間で実行できます。たとえば、32 ビット Windows マシンで動作している CATIA V5 から、64 ビット Windows マシンで動作している Abaqus/CAE にインポートできます。
• ダイレクト・インポートはアソシエイティブ・インポートとは異なり、CATIA V5 Associative Interface プラグインは不要です。標準の CATIA V5 部品ファイルまたは製品ファイルとして保存されたモデルの形状を、Abaqus/CAE に直接インポートできます。なお、ダイレクト・インポートの場合は Abaqus/CAE 上の既存モデルを更新することができませんが、モデル形状を 32/64 ビット Windows プラットフォーム間で転送することはできます。アソシエイティブ・インポートとダイレクト・インポートは自由に使い分けることができます。企業やサプライ・チェーンの中で採用されている CATIA V5 から Abaqus/CAE へのモデル転送方法に基づき、柔軟な運用が可能です。

CATIA V5 Associative Interface では、特定バージョンの CATIA V5 と Abaqus/CAE の間で CAD データの転送ができます。お使いの CAD 製品に対応する CATIA V5 Associative Interface のバージョンについては、互換性対応表をご覧ください。

Abaqus/CAE Associative Interface for NX では、アソシエイティブ・インポートを使って NX の部品やアセンブリーを Abaqus/CAE に転送できます。Abaqus/CAE Associative Interface for NX は、アソシエイティブ・インポートに加えて NX の部品やアセンブリーを Elysium Neutral 形式(.enf_abq)で書き出すダイレクト・トランスレータも備えています。Elysium Neutral 形式のファイルは Abaqus/CAE にインポートできます。

Abaqus/CAE Associative Interface for NX を使えば、穴の半径や押し出しの長さなど、NX の形状フィーチャーを定義するパラメータを Abaqus/CAE 側で変更することもできます。更新されたパラメータは、NX モデルと Abaqus/CAE モデルの両方に伝えられます。アソシエイティブ・インポートを使うと、NX から Abaqus/CAE への材料の転送を合理化することもできます。

Abaqus/CAE Associative Interface for NX で使用できるインポート方式は次のとおりです。

• 同じコンピュータで両方のプログラムが同時に起動している場合は、強力な自動アソシエイティブ・インポート・ツールで、NX セッションから Abaqus/CAE セッションへとすばやくモデルを転送できます。モデルの転送後は、NX で設計変更作業をしている間、クリック 1 回で変更内容が Abaqus/CAE に送られます。また、変更後のモデルを NX から Abaqus/CAE にインポートするたびに、分配、荷重、境界条件、セット、サーフェスなど、Abaqus/CAE で作成されたフィーチャーが再構築されます。
• NX と Abaqus/CAE が同時に起動していない場合、または別のコンピュータで起動している場合は、手動アソシエイティブ・インポートを実行します。Abaqus/CAE Associative Interface for NX プラグインを使って Elysium Neutral (.enf_abq)や Elysium Neutral Assembly (.eaf)など中間形式のファイルを指定の場所に保存し、その後 Abaqus/CAE にモデルをインポートするか、アセンブリー・ファイルを使って Abaqus/CAE 上の既存モデルを更新します。手動アソシエイティブ・インポートの場合は、アソシエイティブ・インポートをプラットフォーム間で実行できます(例: Windows 版の NX から Linux 版の Abaqus/CAE に)。
• ダイレクト・トランスレータは、アソシエイティブ・インポートとは異なる方法です。ファイルを 1 つ用意するだけで、NX 形状を Abaqus/CAE にインポートできます。Abaqus/CAE Associative Interface for NX プラグインを使って Elysium Neutral (.enf_abq)形式のファイルを指定の場所に保存し、その後 Elysium Neutral ファイルを使ってモデル形状を Abaqus/CAE にインポートします。ダイレクト・トランスレータでは Abaqus/CAE 上の既存モデルを更新することができませんが、モデル形状をプラットフォーム間で転送することはできます。アソシエイティブ・インポートとダイレクト・インポートは自由に使い分けることができます。企業やサプライ・チェーンの中で採用されている NX から Abaqus/CAE へのモデル転送方法に基づき、柔軟な運用が可能です。

Abaqus Associative Interface for NX では、特定バージョンの NX と Abaqus/CAE の間で CAD データの転送ができます。お使いの CAD 製品に対応する Abaqus Associative Interface for NX のバージョンについては、互換性対応表をご覧ください。

Pro/ENGINEER Associative Interface では、アソシエイティブ・インポートを使って Pro/ENGINEER の部品やアセンブリーを Abaqus/CAE に転送できます。Pro/ENGINEER Associative Interface は、アソシエイティブ・インポートに加えて Pro/ENGINEER の部品やアセンブリーを Elysium Neutral 形式(.enf_abq)で書き出すダイレクト・トランスレータも備えています。Elysium Neutral 形式のファイルは Abaqus/CAE にインポートできます。

Pro/ENGINEER Associative Interface を使えば、穴の半径や押し出しの長さなど、Pro/ENGINEER の形状フィーチャーを定義するパラメータを Abaqus/CAE 側で変更することもできます。更新されたパラメータは、Pro/ENGINEER モデルと Abaqus/CAE モデルの両方に伝えられます。

Pro/ENGINEER Associative Interface で使用できるインポート方式は次のとおりです。

• 同じコンピュータで両方のプログラムが同時に起動している場合は、強力な自動アソシエイティブ・インポート・ツールで、Pro/ENGINEER セッションから Abaqus/CAE セッションへとすばやくモデルを転送できます。モデルの転送後は、Pro/ENGINEER で設計変更作業をしている間、クリック 1 回で変更内容が Abaqus/CAE に送られます。また、変更後のモデルを Pro/ENGINEER から Abaqus/CAE にインポートするたびに、分配、荷重、境界条件、セット、サーフェスなど、Abaqus/CAE で作成されたフィーチャーが再構築されます。
• Pro/Engineer Associative Interface を使えば、穴の半径や押し出しの長さなど、Pro/Engineer の形状フィーチャーを定義するパラメータを Abaqus/CAE 側で変更することもできます。更新されたパラメータは、Pro/Engineer モデルと Abaqus/CAE モデルの両方に伝えられます。
• Pro/ENGINEER と Abaqus/CAE が同時に起動していない場合、または別のコンピュータで起動している場合は、手動アソシエイティブ・インポートを実行します。Pro/ENGINEER Associative Interface プラグインを使って Elysium Neutral (.enf_abq)や Elysium Neutral Assembly (.eaf)など中間形式のファイルを指定の場所に保存し、その後 Abaqus/CAE にモデルをインポートするか、アセンブリー・ファイルを使って Abaqus/CAE 上の既存モデルを更新します。手動アソシエイティブ・インポートの場合は、アソシエイティブ・インポートをプラットフォーム間で実行できます(例: Windows 版の Pro/ENGINEER から Linux 版の Abaqus/CAE に)。
• ダイレクト・トランスレータは、アソシエイティブ・インポートとは異なる方法です。ファイルを 1 つ用意するだけで、Pro/ENGINEER 形状を Abaqus/CAE にインポートできます。Pro/ENGINEER Associative Interface プラグインを使って Elysium Neutral (.enf_abq)形式のファイルを指定の場所に保存し、その後 Elysium Neutral ファイルを使ってモデル形状を Abaqus/CAE にインポートします。ダイレクト・トランスレータでは Abaqus/CAE 上の既存モデルを更新することができませんが、モデル形状をプラットフォーム間で転送することはできます。アソシエイティブ・インポートとダイレクト・インポートは自由に使い分けることができます。企業やサプライ・チェーンの中で採用されている Pro/ENGINEER から Abaqus/CAE へのモデル転送方法に基づき、柔軟な運用が可能です。

お使いの CAD 製品に対応する Pro/ENGINEER Associative Interface のバージョンについては、互換性対応表をご覧ください。

SolidWorks Associative Interface では、SolidWorks から Abaqus/CAE へと部品やアセンブリーを転送できます。転送後に SolidWorks でモデルに対して加えた変更内容は、Abaqus/CAE で引き継ぐことができます。Abaqus/CAE でモデルに対して割り当てた解析フィーチャーは維持されます。SolidWorks Associative Interface は、Abaqus で実行した解析の結果に基づき、SolidWorks でモデルの設計を反復する場合に便利です。

SolidWorks Associative Interface で使用できるインポート方式は次のとおりです。

• 同じコンピュータで両方のプログラムが同時に起動している場合は、強力な自動アソシエイティブ・インポート・ツールで、SolidWorks セッションから Abaqus/CAE セッションへとモデルを転送できます。モデルの転送後は、SolidWorks で設計変更作業をしている間、クリック 1 回で変更内容が Abaqus/CAE に送られます。Abaqus/CAE で作成された分配、荷重、境界条件、セット、サーフェスなどのフィーチャーは、変更後のモデルを SolidWorks から Abaqus/CAE にインポートするたびに再構築されます。
• SolidWorks と Abaqus/CAE が同時に起動していない場合、または別のコンピュータで起動している場合は、手動アソシエイティブ・インポートが便利です。SolidWorks Associative Interface プラグインを使って、アセンブリー・ファイル(.eaf)を指定の場所に書き出し、その後 Abaqus/CAE にモデルをインポートするか、アセンブリー・ファイルを使って Abaqus/CAE 上の既存モデルを更新します。手動アソシエイティブ・インポートの場合は、アソシエイティブ・インポートをプラットフォーム間で実行できます(例: Windows 版の SolidWorks から Linux 版の Abaqus/CAE に)。
• SolidWorks Associative Interface for Abaqus を使うと、SolidWorks から Abaqus/CAE へと部品やアセンブリーを簡単に転送できます。転送後に SolidWorks でモデルに対して加えた変更内容は、Abaqus/CAE で引き継ぐことができます。Abaqus/CAE でモデルに対して割り当てた解析フィーチャーは維持されます。

SolidWorks Associative Interface では、特定バージョンの SolidWorks と Abaqus/CAE の間で CAD データの転送ができます。お使いの CAD 製品に対応する SolidWorks Associative Interface のバージョンについては、互換性対応表をご覧ください。