プロジェクト・ベースの学習および連携:次世代のエンジニアリング・エデュケーション
最先端のソリューション、学習リソースのカスタマイズ、専門家による活発なオンラインコミュニティを活用して、新しいタイプの教育を創案。
新しい時代に必要な新たなタイプのエデュケーション・エクスペリエンス
世界中で多様化がさらに進んでいます。製品がより持続可能かつ循環型に進化する中、企業は現在、製品の市場投入までの期間を短縮して、コストのかかるプロトタイプを減らし、材料の使用量を改善する技術およびソリューションに投資しています。連携的な環境で働くスキルを備えたエンジニアが求められています。
実世界の複雑化および多様化がさらに進む中、従来のエンジニアリングの知識や技能だけではもはや不十分です。新しい時代に適応する、型にはまらない複数分野の新世代のエンジニアが求められています。
しかし、これに対して、学生たちは十分に備えができているでしょうか?
現状は、かなり厳しいと言わざるを得ません。米国では、雇用者の53%が適切な人材の確保に苦慮しており、卒業生の61%がデジタル・スキルの能力開発または強化が必要と回答しています。1インドでは、工学部卒業生の10人に1人だけしか就職できないと見なされています。2EUでも同じように、75%以上の企業が適切なスキルを備えた人材の確保が困難と回答しています。3
しかし、この現状に変化をもたらすことができます。教育者が現状から脱却して、新しいタイプの教育を導入できます。ダッソー・システムズのエデュケーション・エクスペリエンスおよび3DEXPERIENCE® CATIAにより、業界の現実を反映する、新しい学習環境に変革して、既成概念にとらわれない発想を生徒に促すことができます。
ご興味がおありですか?その可能性をご覧ください。
新しいタイプのエンジニアリング教育
パート1:リアルタイム学習
理論だけでは通用しません。生徒の学習意欲を高めるには、より没入型の授業が必要です。これを最短期間で実現する、業界の最先端技術およびベスト・プラクティスをそのままリアルタイムで教育現場で利用できるエンジニアリング・プラットフォームがあります。バーチャルツインおよび3DEXPERIENCE CATIAにより、学生が将来のエンジニアリングを実際に確かめながら、業界が現実的に果たしている役割を知ることができます。
パート 2:教育のカスタマイズ
学習過程、授業計画、キャップ・ストーン・プロジェクトを最新の状態に維持するための時間やリソースが、教育者にはほとんどありません。学習教材の作成をサポートする必要がありませんか?弊社のエデュケーション・エクスペリエンスにより、エンジニアや専門家の集団的知性を容易に活用して、独自に学習計画をカスタマイズして、将来に備える教育を実践できます。
パート 3:グローバル・コラボレーション
学習体験は、授業や学習課題だけに留まりません。プロジェクト・ベースの学習(PBL) - 座学に加えて、実践的な知識を習得しながら、複数分野にわたる連携を学ぶ必要があります。エデュケーション・エクスペリエンスにより、業界のベスト・プラクティスに関する情報を得たり意見を交換できる、業界のリーダー、教育者、専門家によるグローバルなオンライン・コミュニティを共有して、これまでにない規模とスピードで連携を実現できます。
3DEXPERIENCE CATIA, バーチャルツイン(実世界のデジタル・レプリカを提供)および新しいエデュケーション・エクスペリエンスにより、業界のベスト・プラクティスおよびナレッジをすばやく効率的に教育に取り入れることができます。これにより、次世代のゲーム・チェンジャーを育成する準備を完全に整えて、さらに複雑化が増す将来を担う、新世代の複数分野のエンジニアを育成できます。
将来を担う人材を育成するには
バーチャルツインを利用する、新しいエデュケーション・エクスペリエンスにより、教育を刷新して、さらに複雑化が増す将来に備えて、複数分野の新世代のエンジニアを育成。
ダッソー・システムズの新しいエデュケーション・エクスペリエンスおよび3DEXPERIENCE CATIA:よくある質問
バーチャルツインは、実世界のシステムやプロセスをデジタルで表現します。業界に即したリアルな機能により、学生が高度な体験の環境全体を可視化、モデル化、シミュレーションできます。また製品ライフサイクル全体にわたって持続可能なビジネス・イノベーションを促進します。3DEXPERIENCE CATIAにより、学生が安全な仮想環境でさまざまな設計・デザインに取り組んで結果を分析できます。
3DEXPERIENCE CATIAは、CATIA V5の機能を拡張した、より体系的な統合環境を提供します。単一の仮想環境で連携、リモートワーク、データ統合、製品ライフサイクル管理(PLM)に取り組むことができる、エンジニアリング・プラットフォームです。統合型ユーザー・インターフェースの一元化されたプラットフォームで学習課題に取り組むことができるため、技術分野ごとにさまざまなアプリケーションを使用する必要がありません。業界のプラクティスを反映したアプローチにより、設計から製造までの製品ライフサイクル全体を同じ環境で追跡できます。CATIA V5の従来の機能(部品設計、アセンブリー設計、ジェネレーティブ形状設計など)をすべて
3DEXPERIENCE CATIAで利用できます。さらに、動的分析、構造・流体シミュレーション、ジェネレーティブ・デザイン、積層造形など、エンジニアリングへの複数分野のアプローチを促進する新しい機能が組み込まれています。CATIA V5のユーザーは、既存のデータを3DEXPERIENCE CATIAに容易に移行して作業を継続できます。
3DEXPERIENCE CATIAを使用して、以下を強化できます:
- 大規模なモデルに取り組む場合でも、極めて高い精度および性能の複雑な設計を実現
- イノベーションへの新たな経路を開く新しいサーフェス機能を習得
- 設計の自動化により、ジオメトリを再利用してイノベーションの反復作業を迅速かつ容易に探求
- 製造性の制約を最初から考慮して製品を設計
- プロジェクト・ベースの学習(PBL)を統合して、学生同士または教員が効率的かつシームレスに連携
- PLMを学習に組み込み、3Dモデリング、シミュレーションおよび生産に至るまで、製品開発の各段階で関係者が関与する重要性を学ぶ
CATIAは、コンピュータ支援設計(CAD)およびエンジニアリング・ソフトウェアの分野で圧倒的なシェアを誇っています。さまざまな業界にわたって22,000社以上の企業がCATIAを使用して製品を設計しています。世界中の90%の自動車がCATIAで設計されています。CATIAで設計された航空機が2.5秒ごとに離陸しています。つまり、CATIAは、競争上の優位性を企業にもたらす必須のソリューションです。CATIAを使いこなしているエンジニアは、生産性を20%~50%高めています。
プロジェクト・ベースの学習は、実践的なプロジェクトに基づくアプローチであり、学生に従来の講義の枠を超えて、実践しながら学ぶ機会を提供します。バーチャルツインを活用する、3DEXPERIENCE CATIAによるプロジェクト・ベースの学習は、学生がチーム・ベースの環境で複雑なシステムやプロセスを考案、設計、導入、運用して、教育現場の枠を超えた考察を促進できます。
これにより、学生がより迅速に学び、ナレッジ・ベースを拡大して、実世界の環境で重要な課題やプロジェクトに取り組むことに注力できます。また、学習プロセスを加速させて、生徒の学習意欲をさらに高めることができます。
リファレンス
1 "Artificial Intelligence Enters the Workforce:Cengage Group’s 2023 Employability Report Exposes New Hiring Trends, Shaky Graduate Confidence" by Cengage (July 2023)
2 "Just 1 in 10 engg grads to land a job" by The Times of India (December 2023)
3 "Towards 2023: the European Year of Skills" by the European Union (November 2022)
新しい教育を実践
3DEXPERIENCEプラットフォームは、世界で最も先進的な教育機関にメリットをもたらしています。教師と学生がどのように連携してより良い未来を目指しているのかご覧ください。
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