SIMULIA Champions 2024
SIMULIA 2024 Champions ご紹介
Anupam Akolkar 氏
ALPLA Werke Alwin Lehner GmbH und Co KG 社、モデリングおよびシミュレーション開発エンジニア
Anupam Akolkar 氏は、材料、構成要素、システムのモデリングとシミュレーションに強い関心を持つ機械エンジニアです。オーストリアのインスブルック大学と米国のフロリダ大学で博士号と修士号をそれぞれ取得しています。機能性材料の微細構造内での熱と質量の伝達のモデリングからマイクロ波乾燥チャンバーのシミュレーションに至るまで、学界と業界でのキャリアを通して、多様な分野でさまざまなシミュレーション・パッケージを使用して作業する機会に恵まれました。現在、プラスチック包装の製造およびリサイクルにおける世界的大手企業、ALPLA Werke Alwin Lehner GmbH und Co KG (拠点はオーストリアのハード)において、モデリングおよびシミュレーションの開発エンジニアを務めています。現在担当しているシミュレーション分野は、構造力学、熱伝導、流体、電磁気です。ALPLA 社での業務では、主に Abaqus と CST Studio Suite という SIMULIA ツールを使用しています。その専門は、機械、熱、およびマルチフィジックスの問題に対する物理モデルの開発、および有限要素法/有限差分法/有限体積法を用いたシミュレーションです。
Armel Brice Mbiakop Ngassa 氏
Michelin-AIRCAPTIF 社、イノベーション担当ディレクター
Armel Brice Mbiakop Ngassa 氏は、2022 年 4 月より、Michelin Group の子会社 AirCaptif 社でイノベーション担当ディレクターを務めています。それ以前は、同グループの先端研究部門に属する Michelin Ladoux Research Center でエキスパート・マネージャーを務めていました。具体的な仕事としては、2015 年秋以降、複合材料や構造の寸法測定、検証、モデリングに伴う部門横断的な活動を担当する物理学者のチームを率いてきました。また、パリのエコール・ポリテクニークで工学を学び、CNRS から授与される、国から支給される 10 種類の奨学金の 1 つを利用して、同機関で複合構造の損傷や耐久性の問題に関する論文を発表しました。これは、彼の科学研究で一貫して追い求めている共通のテーマです。この時期に、EF Abaqus ソフトウェアの正規ユーザーになり、約 15 年にわたって使い続けています。それ以来、3DEXPERINECE チェーンの積極的なユーザーとして活躍しています。彼の活動の中で大きなウェイトを占める要素は、分子モデリングからタイヤ力学、材料に関する専門知識まで、マルチスケールのさまざまな専門知識を持つ物理学者のチームの活動を監督し、発展させることです。4 つの博士号論文を監督し、査読付きジャーナルに 10 数本の論文を執筆しています。
Bartosz Dywan 氏
TechnipFMC 社、分析エンジニア
Bartosz Dywan 氏は、クラクフ工科大学卒で、機械工学の修士号を取得しています。現在は、TechnipFMC 社で石油・ガス産業のシミュレーション・エンジニアを務めています。日々の業務として、リールレイ技術を用いたパイプライン設備のモデル開発と感度分析を行なっています。さらに、深水用途に適した高圧・高温環境における圧力容器コンポーネントの計算でも実績を積んでいます。過去 5 年間にわたり、主に Abaqus と Fe-Safe を中心とした SIMULIA 製品を愛用しているユーザーです。クリティカル・プレーン・アプローチを用いた、低サイクルおよび高サイクルの疲労計算を専門にしています。
Brix Tegeder 氏
Mercedes-Benz AG 社、シミュレーション・エンジニア
Brix Tegeder 氏はシュトゥットガルト大学で車両工学を専攻しました。主な学業の傍ら、同大学の学生フォーミュラ・チーム(自作の小型レーシング・カーの設計とレースに打ち込むチーム)にも大きく関わっていました。そのチームの一員として、運動学といくつかの動的操作のための運動学およびコンプライアンス(KNC)テスト・リグを構築しているときに、初めて、マルチボディ・システム・シミュレーションのソフトウェアである Simpack に触れ、その使い方を学びました。卒業後、MesH Engineering 社に入社し、Simpack を使用して耐久性試験のために集合的な荷重を作成し、安定性の確認のために動的試験を実施しました。2019 年には、Mercedes-Benz 社でシミュレーション・エンジニアとして働き始め、Simpack モデルを使用して、Hardware-in-the-Loop (HIL)テスト・ベンチや、その他のトピック(サスペンション・コントローラ・アプリケーションなど)をリアルタイムで試験しています。
Chihun Lee 氏
Hyundai Motor 社、シニア・リサーチ・エンジニア
Chihun Lee 氏は、Hyundai Motor 社に 10 年従事しています。車両開発の剛性、強度、耐久性に関する車両解析を担当しています。車両解析には主に Abaqus の陽的解法と陰的解法を使用し、耐久性解析には fe-safe を使用しています。大学院の修士課程からこれまでの 13 年間にわたり、Abaqus を使用しています。大学院の研究科では、新しいタイヤを開発するときに、主に動的解析を使用していました。
Christoph Herzog 氏
Rolls Royce Deutschland 社、メカニカル・エンジニア
Christoph Herzog 氏は、ドレスデン工科大学で機械工学を専攻し、それ以来、マルチボディ・システム・シミュレーション(MBS)の分野に従事しています。専攻課程を修了した後、ミュンヘン近郊のギルヒングにある Simpack AG 社のプロジェクト・エンジニアとして 3 年間勤務しました。この職位で扱った主なテーマは、パワートレインの力学と揚重でした。また、Simpack の新規顧客向けに Simpack トレーニング・コースを開催したり、ミュンヘン工科大学で Simpack のトレーニング・コースをリードしたりしました。2015 年以来、ダーレヴィッツにある Rolls-Royce Germany 社に勤務。駆動系設計やエンジン全体の開発から、ファンのブレードオフなどの極端な事象における構造力学の評価まで、さまざまな分野で活躍しています。非線形振動現象において MBS シミュレーションを初めて選択したのは彼です。これに Simpack を多用しています。その主な理由は、Simpack EHD モジュールが、ジャーナル・ベアリングおよびスクイーズ・フィル・ダンパーのシミュレーションに対応する最新ソフトウェアであることです。通常の駆動系要素に加えて、ベベル・ギアやボール・ベアリングにもユーザー・ルーチンを使用しています。Rolls Royce 社にとって重要な要素とは、ローター力学シミュレーションの適切さを表現できることです。そのために、Rolls-Royce 社とともに、この分野のモデル検証に多大な努力を注いできました。Rolls-Royce 社のメカニカル・エンジニアとしての現在の立場から見ると、Simpack を用いた MBS ソリューションは、同氏が関わっているごく最近の調査研究プロジェクトの中心的な要素です。
Damiano Leonardo Belluzzo 氏
Prometeon Tyre Group、アドバンスド・タイヤ・ダイナミクス・エキスパート
Damiano Belluzzo 氏は、Prometeon Tyre Group でアドバンスド・タイヤ・ダイナミクス・エキスパートを務めています。ミラノ大学で物理学修士号を、ミラノ工科大学で原子力工学博士号を取得しています。博士号を取得した後、サン・ラファエレ病院に勤務。陽電子放出断層撮影法の画像を改善し、より少ない放射線からより良い診断を得ることができるようにしました。1999 年に Pirelli Tyre 社の研究部門に移り、タイヤ力学の記述に Abaqus を使い始めました。2016 年から 2023 年まで、製品開発部門のトレッド・モデリング・チームを率い、軽量トラックから高性能スポーツカーまで、Abaqus の新製品開発における経験を活かし、市場投入までの期間を短縮しました。2023 年 10 月に、 Pirelli Tyre 社の産業部門が独立した創設された Prometeon Tyre Group という会社に入社し、Abaqus のシミュレーションを体系的に使用して新しいトラックや農業製品を開発しています。
David Lechat 氏
Schneider Electric 社、電子エンジニア/CEM シミュレーション・エキスパート
David Lechat 氏は現在、Schneider Electric 社の製品の CEM を担当しています。7 年前から Schneider Electric 製品のデジタル・ツインのモデル開発に携わり、プロジェクトのマイルストーン/コミットメントの確保、製品選択のデータとモデルの収集、顧客向けの支援ツールを提供し、EMC の設計品質を向上させています。
Davide Di Felice 氏
CNH - Agriculture 社、仮想プロジェクト担当
Davide Di Felice 氏は、機械工学に情熱を持ち、学校卒業後も勉強を続け、ラクイラ大学で機械工学の学士号を取得しました。その後、エミリア・ロマーニャ州に移り、モデナ・レッジョ・エミリア大学で車両工学の修士号を取得しました。 2016 年から FEA アナリストとして活躍しています。2016 年 9 月から 2021 年 12 月まで、Arbos Tractor Spa 社に在籍し、オープンフィールドおよび特殊トラクターの専任として働いていました。その後、Bondioli & Pavesi 社(油圧部門)で、モーターと油圧ポンプの構造計算を担当した後、油圧ポンプの騒音低減プロジェクトに従事し、短期間ながら密度の濃いキャリアを積んでいます。 2021 年 9 月から、CNH Industrial SpA 社のトラクター部門で勤務しています。現在は、中型トラクターのプラットフォームを中心に、構造計算の処理と管理を担当しています。これと並行して、CFD、エルゴノミクス、NVH、システム・モデリングに関する業務の窓口も担当しています。
Deepak Pai 氏
Meta 社、RF デセンス・エンジニア
Deepak Pai 氏は、米国テキサス州リチャードソンにあるテキサス大学ダラス校で 2014 年に修士号を取得しています。現在は、米国カリフォルニア州サニーベールにある Meta Reality 社のラボで優秀な一員として、スマート・デバイス製品ライン・アップのデセンス設計に専念しています。家電製品業界で 10 年以上の経験を積んでいます。Meta Reality 社のラボに入社する前は、Amazon Lab 126 社でワイヤレス RF エンジニア、Starkey Labs 社でアンテナ・エンジニアとして重要な役割を担いました。キャリアを通じて多大な研究貢献をし、また、複数の IEEE 会議の論文執筆者として知られています。さらに、その革新性と問題解決能力により、EM、デセンス、アンテナ設計の分野で米国特許を複数取得しています。研究のテーマは、RFI、近距離電磁界 EM、計算最適化アルゴリズム、実験計画法、ノイズを考慮したアンテナの設計と小型化、NF-FF 変換、EMI シミュレーション戦略など多岐にわたります。
Dongwoo Kang 氏
HD Hyundai XiteSolution 社、チーフ・リサーチ・エンジニア
Dongwoo Kang 氏は 15 年間、エンジンの構造解析を担当し、Abaqus をメインのツールとして使用していました。現在は、エンジンの構造解析の他に、建設機械の構造解析も行っています。Abaqus を使用している理由は、ガスケットのシーリングの解析、ゴム状の材料の挙動解析、エンジンのオン/オフ挙動をシミュレートする熱機械解析で優れたパフォーマンスを発揮することです。なかでも、接触などの非線形解析に強みがあり、Python を使用して解析結果を必要な形式に加工できるため、使い勝手がよいというメリットがあります。Dongwoo Kang 氏は、ML を用いた構造解析に強い関心を持っており、Abaqus を用いてこの研究を継続したいと考えています。
Guannan Wang 氏
LM Windpower 社、上級リード・エンジニア
Guannan Wang 氏は、GE Vernova 傘下の LM Windpower 社に勤務する空力音響エンジニアです。9 年以上にわたり SIMULIA PowerFLOW を主な CAA ツールとして使用して、風力タービン・ブレードやその他の用途の空力音響性能を設計、最適化、分析しています。シラキュース大学で航空宇宙工学の博士号を取得しています。
Guobin Wang 氏
Valeo 社、シミュレーション・エンジニア
Goubin Wang 氏は現在、Valeo Thermal Systems 社の FEA スペシャリストとメカニカル・チーム・リーダーを兼任しています。FEA の多分野構造解析を担当し、製品設計を最適化し、その信頼性を確保しています。2010 年に Segula Technologies 社に入社して以来、初日から専門家としての腕を振るい、Abaqus、Isight、Tosca などの SIMULIA ツールを積極的に活用して複雑な分析を行い、現場のエンジニアリング・プロジェクトの全体的な成功に貢献しています。
Guy Tantchou 氏
Danone 社、数値シミュレーション・エンジニア
Guy Tantchou 氏は、材料の強度を専門としており、キャリアのごく初期にダッソー・システムズのソリューションを使い始めています。構造エンジニアとして最初の実務経験を積んだ後、材料の力学に強い関心を持ち、博士号を取得してエンジニアリングの経歴に箔を付けています。この間に、ダッソー・システムズ製品の機能を集中的に使用して、高圧水素容器の耐久性を予測しています。ダッソー・システムズのソリューションを使用している理由は、幅広い用途に使用することができ、信頼性の高さが実証されており、ユーザーによるカスタマイズがやりやすいことです。現在でも、応用研究でこれらを使用して、パッケージング(カップ、ボトル、パウチ、伸縮フィルム、ボール紙、缶、缶詰など)の性能が非常に大きなウェイトを占める、産業上のさまざまな課題を克服しています。
Hadas Moyal 氏
Iscar 社、FEA 構造シミュレーション・チーム・リーダー
Hadas Moyal 氏は、Iscar 社(金属切断産業)に約 20 年間勤務しています。ハイファにあるイスラエル工科大学で構造工学の修士号を取得し、その後 Iscar 社の構造シミュレーション・チームに加わりました。約 10 年間にわたり構造シミュレーション・チームを率い、主に Abaqus を使って構造シミュレーションを行なっています。この 2 年間は、3DEXPERIENCE プラットフォームで SIMULIA を使用しています。
Hasher Maqbool 氏
Dunlop Aircraft Tires 社、技術解析責任者
Hasher Maqbool 氏は、英国を拠点とする大手航空機タイヤ・メーカーの Dunlop Aircraft Tires 社で技術解析責任者を務めています。2008 年に卒業した西イングランド大学ブリストル校で航空宇宙製造の BEng (工学)の学位を取得しています。航空宇宙産業における初の仕事は、Airbus 社における Stress Enginee コンサルタントです。在職中に、応力解析の複雑な細部に重点を置く航空機構造エンジニアリングに従事し、貴重な経験を積んでいます。その職務は、Abaqus を多用してさまざまな数値解析を実行することでした。こうして、シミュレーション・ツールに関する専門知識の基礎を築いていきました。Airbus 社に勤務した後、ゴム製品を専門とする世界的なテクノロジー企業の Continental 社に入社。シニア製品開発エンジニアを務めていました。この職務に就きながら、高度な非線形構造解析と設計最適化に取り組み、複雑なエンジニアリングの課題を解決するスキルを磨きました。さらに、2021 年に英国のキングストン大学で機械工学の修士号を取得。この分野に関するノウハウと専門知識をさらに充実させました。現在、Dunlop Aircraft Tires 社の技術解析責任者として、その豊富な経験と専門知識を結集させて、最先端のシミュレーション・ツールの開発をリードしています。担当している職務は、Abaqus や iSight など、SIMULIA の下で提供されているシミュレーション・ソフトウェアに対する深い理解を活かし、新しい数値シミュレーション・ツールの開発の陣頭指揮と、既存のタイヤ解析手法を強化することです。さらに、3DEXPERIENCE プラットフォームの機能を活用して、材料の較正と最適化の取り組みにも貢献しており、シミュレーション結果の精度と信頼性を確保しています。
門脇弘氏
株式会社ブリヂストン、上席研究主幹
門脇弘氏は、世界的タイヤ・メーカー大手である株式会社ブリヂストンの上席研究主幹を務めています。東京大学大学院の機械情報工学科修士課程を 1994 年に修了しています。その後、すぐ株式会社ブリヂストンに入社。2003 年にノースウェスタン大学で機械工学の博士号を取得しました。株式会社ブリヂストン入社以来、タイヤ・ゴム製品の構造分析と設計最適化に従事しています。そのキャリアを通して、Abaqus、Isight などの SIMULIA 製品を使用しています。現在、タイヤの設計と性能予測ツールの開発チームを率いています。同時に、ゴム製品の機械的挙動のシミュレーション技術の研究も統括しています。研究対象は、ゴムの構成則、マルチスケール解析、トポロジー最適化などです。
Hongsu Bae 氏
LG Display 社、シニア・エンジニア
Hongsu Bae 氏は、LG Display 社で仮想設計チームのシニア・エンジニアを務めています。設計および処理ガイドの提供、顧客の要件の満足、およびダッソー・システムズのソフトウェアを使用した電子ディスプレイ・デバイスの設計最適化に取り組んできました。LG Display 社入社以前は、韓国の忠北大学校の計算構造工学の博士号を取得。その課程で、実験や数値シミュレーションを用いた複合構造、膜構造、破壊力学、流体 - 構造相互作用の問題に集中的に取り組んでいます。主に Abaqus を使用していますが、個々の問題に応じて fe-safe、Isight、Fortran もサブプログラムとして使用しています。余暇は家族や友人と過ごしたり、スポーツをしたりして楽しんでいます。
Jeffrey Williams 氏
Mainstream Engineering Corporation 社、シニア・メカニカル・エンジニア
Jeff Williams 氏は、Mainstream Engineering Corporation 社でシニア・メカニカル・エンジニアを務めています。オクラホマ州立大学で機械工学の修士号を取得し、28 年以上にわたりエネルギー業界に従事しています。上流の油田市場向けのさまざまな製品ラインにおけるツールの、信頼性の高い設計、テスト、シミュレーションを行なっています。過去 20 年間にわたり、マルチフィジックス解析を専門とし、大手石油会社の著名なプロジェクトに携わり、特許を 27 件取得しています。長年にわたり、さまざまな SIMULIA ユーザー・カンファレンスで講演を行っています。
Jerry Wong 氏
NOV 社、シニア・メカニカル・エンジニア/エンジニアリング・プロジェクト・マネージャー
Jerry Wong 氏は、テキサス州ヒューストンで、経験豊富なシニア・メカニカル・エンジニア兼エンジニアリング・プロジェクト・マネージャーとして職務にあたり、20 年以上にわたりさまざまな実績を積んでいます。ウェスト・バージニア大学の機械工学の博士号を取得。Abaqus を使用した複雑な構造のシミュレーションを得意としています。特に、2015 年 10 月に SIMULIA コミュニティ・ニュース・マガジンの第 11 号で特集された、国土安全保障省出資のプロジェクトには多大な貢献をしています。技術革新と卓越性をテーマに掲げ、2009 年から SIMULIA Abaqus を FEA ソルバーとして活用しています。複雑なプロジェクトをうまく乗り切るだけの精緻さを持ち合わせ、最適な成果を達成しています。また、設計とデジタル・ツイン技術に対する情熱の強さは、細心の注意をもって FEA と CFD を使用することに如実に表れています。SOLIDWORKS と Abaqus に関する専門知識を活用して、信頼性とパフォーマンスを向上させることを優先しています。技術的な専門知識にとどまらず、SIMULIA Champion としての役割にも熱心に取り組み、その熱意がイノベーションに反映されています。テクノロジーの進歩とエンジニアリングの課題に対して揺るぎなく取り組む姿勢が、貴重な貢献者としての地位を築いています。卓越性と革新性をテーマとして掲げ、あらゆるプロジェクト、チームにとって理想的な参加メンバーとなり、現場において信頼できる不可欠な存在となっています。
Jing Niu 氏
Envision Energy 社、MBD、スタッフ・エンジニア
Jing Niu 氏は、Envision Energy 社で駆動系 MBS スタッフ・エンジニアを務めています。Envision Energy 社は、中国の大手再生可能エネルギー OEM 企業の 1 社です。2021 年、風力タービン、駆動系およびギアボックスの動的シミュレーション、動力学上な問題と最適化に Simpack を使うようになりました。Simpack で仮想的検証と物理的検証による多数の相関性と検証を行うことにより、特に高度な高出力密度ギアボックスの開発において、風力タービン、駆動系、ギアボックスの動的設計および最適化のための強力な MBS モデルを提供できるようになりました。
Kenny Chang 氏
MediaTek 社、シニア・エンジニア
Kenny Chang 氏は、RF およびアンテナ分野で 6 年を超す経験を持ち、当初は家電機器を中心に取り組んでいました。関連する設計における CST Studio Suite などのシミュレーション・ソフトウェアの使用に習熟しています。現在は、MediaTek 社で 5G ミリ波モジュールの開発を担当しています。ダッソー・システムズとの緊密な協力のもと、ミリ波の包括的なシミュレーションと評価プロセスを確立し、クライアントに最高のソリューションを提供することを目指しています。
Krishna Prasad Rao 氏
Google 社、アンテナ・エンジニア
Krishna Prasad Rao 氏は、RF/アンテナ・エンジニアで、家電機器業界におけるワイヤレス設計の経験が 7 年以上に及びます。学生時代から CST Studio を使用しており、シミュレーションを使用して RF デセンスや干渉、EMC、マルチバンド・チューナブル・アンテナなどの困難な問題をテストし、迅速な解決策を提供しています。Google 社で現在、アンテナ・システム・エンジニアとして、SAR および法規制コンプライアンスの問題を調査する傍ら、性能とマルチバンド・チューナブル・アンテナのマッチング設計の最適化にも取り組んでいます。また、RF/EM 分野に従事している学生を指導し、余暇にはブログを執筆しています。
Luca Francesconi 氏
Logitech 社、シニア・メカニカル・エンジニア FEA
Luca Francesconi 氏は、さまざまな材料の試験的および数値的な解析に 10 年以上の経験を持つ、熟練したメカニカル・エンジニアです。博士課程で Abaqus を使い始め、学業から専門職に至るキャリア全体を通して一貫して使い続けています。現在、スイスのローザンヌにある Logitech 社に勤務し、革新的なウェアラブル・デバイスの有限要素解析の陣頭指揮を執っています。特にポリマーでは、振動音響シミュレーションと材料特性評価に重点的に取り組んでいます。学業のバックグラウンドで見ると、まず、サンタクララ大学とハーバード大学で影響力のある博士課程修了後の研究員としての経歴があり、そこで、補助材料や高度な複合材料の研究に貢献しています。また、カリアリ大学では機械工学の博士号を取得し、上級研究員を務めたこともあります。スポーツにも情熱を注ぎ、プロとしての功績とセミプロとしてのバレーボールの業績のバランスをうまく取っています。それは、チームワークとリーダーシップへの貢献に反映されています。
Marco Nicoletto 氏
Thales Alenia Space Italia 社、EMC エンジニア
Marco Nicoletto 氏は、トリノにある Thales Alenia Space Italia 社でシステム EMC エンジニアを務めています。EUCLID プロジェクトでは設計段階から EMC システム・エンジニアを務め、衛星の EMC 認定キャンペーンも担当していました。2023 年 7 月からは、EMC 関連のローンチ活動と最終的なローンチをサポートしています。EUCLID プロジェクトと並行して、過去 10 年間に、EMC に厳しい要件を課した複数の ESA プロジェクトにも貢献しました。Thales Alenia Space 社では、超低周波から Ka バンドまでのシステムレベルに重点的に取り組んでいます。一連の分析には、衛星無線周波数の互換性と、船上の磁場と電界の両方の制御も含まれます。
Mathias Peirlinck 氏
デルフト工科大学、機械工学学部准教授
Mathias Peirlinck 氏は、オランダで最も歴史があり、最大の工科大学であるデルフト工科大学の生体機械工学部准教授です。同大学は、世界の工学および技術大学のトップにランクされています。デルフト工科大学の准教授に就任する前は、2019 年にゲント大学で生体医工学博士号を取得し、2019 年から 2021 年にかけてはスタンフォード大学の機械工学科で博士研究員を務めました。博士課程の初期から Abaqus を使用し、2014 年の初めに Living Heart Project コンソーシアムに参加しました。現在の研究は、健康時と疾患時の両方において、人間の心臓のマルチスケール挙動を把握、探求、予測するためのマルチモーダル実験データ、物理学ベースのモデリング、機械学習技術の統合を専門としています。2019 年に Marie Sklodowska-Curie Seal of Excellence を受賞。2018 年から 2022 年までゲント大学工学部で 4 年ごとに最も優秀な博士に贈られる AIG Price 賞を受賞し、2023 年には、権威あるオランダ科学財団の Veni Talent Award を受賞しています。
Nicholas Gates 氏
Cummins Inc. 社、機械システム技術スペシャリスト
Nicholas Gates 氏は、家族経営の農場にある木の陰で機器を扱うという子ども時代を過ごした後、2016 年にトレド大学を卒業し、機械工学博士号を取得しました。卒業時の研究では、数値調査と実験研究の両方を含む、金属材料の多軸疲労や破壊に焦点を当てています。卒業後は、排出ガス・ソリューション事業部の機械システム・エンジニアとして Cummins Inc. 社に入社。ディーゼル後処理系の非線形静解析、線形動的構造および疲労解析を専門としています。赴任当時から、常温および高温での母材および溶接疲労解析の両方の標準シミュレーション・プロセスの改善に継続的に取り組んでいます。この仕事の中で、定期的に fe-safe 内で VerityTM を扱い始め、社内リリース前の新バージョンのベンチマークおよび受け入れテストを指揮するという Cummins 社内の任務を 2022 年に引き継ぎました。
ROC Zha 氏
Medtronic China R&D Center 社、主任サイエンティスト
ROC Zha 氏は主に、医療機器開発における機械解析、コンピュータ・モデリング、シミュレーションを担当しています。中国科学技術大学で機構設計、製造、オートメーションの理学士号を取得し、中国科学院で修士号を取得しました。16 年にわたるコンピュータのモデリングとシミュレーションの経験を持ち、固体力学、材料科学・工学、有限要素シミュレーションにおいて、理論的な基礎と応用の優れた実績を有しています。コンピュータ・モデリングとシミュレーションを実際のエンジニアリングの問題に適用することを専門としています。2018 年に Medtronic 社に入社。主な担当は、新製品のモデリングとシミュレーションで、製品の開発とイノベーションもサポートしています。
Ronald Lavin 氏
Boeing 社、テクニカル・フェロー
Ronald Lavin 氏は、Boeing 社でアンテナ、レードーム、計算電磁気学の技術研究員を務めています。30 年にわたって共同サイトの干渉、アンテナ、レードーム、帯域幅管理、電磁界シミュレーションの実績を積んでおり、CST Studio Suite の使用経験は 16 年に及びます。社外向け刊行と特許をいくつか有し、企業の技術審査委員会や、電磁気ツールに関するいくつかのイニシアチブに参加しています。Boeing 社には 23 年間在籍しており、それ以前は連邦航空局に勤務していました。デポール大学で修士号を取得し、フロリダ国際大学で BSEE 学位を取得し、さらにはヴィラノバ大学とアリゾナ州立大学でも大学院課程を修了しました。また、IEEE 委員会の会員であり、AMTA の上級会員でもあります。アリゾナ州に住居を構え、妻と 2 匹のウサギと一緒に住んでいます。仕事以外では、キリスト教の布教活動にいそしみ、鉄道模型とコイン収集が趣味です。
Sanping Li 氏
COMAC 社、カンパニー・エキスパート
Sansping Li 氏は COMAC 社(中国民間航空機公社)のカンパニー・エキスパートで、SADRI (上海飛行機設計研究所)のチーフ・デザイナーでもあります。1997 年に、ノースウェスタン工科大学の航空学部の固体力学プログラムを卒業後、博士号を取得。ニュージーランドの Matrix Applied Computing 社のシニア・コンサルタント、オーストラリアの Wood Group 社でシニア・アナリストを歴任しています。2007 年に、国際的なエンジニアリング解析協会、NAFEM のシニア有限要素アナリストとなっています。長年にわたり、航空機全体の FEM シミュレーション解析に携わり、静的/動的強度、複合材料、疲労、非線形性などのシミュレーション分野で豊富な経験を積んでいます。SADRI では、主に航空機全体の FEM 解析に取り組んでいました。C919 航空機全体の FLFEM (ファイン・リンク FE モデル)のモデリングと解析を主導し、航空機の構造の静的強度を確保するために 3 レベルの FEM 解析システムという画期的なシステムを生み出しています。
伊藤聡氏
トヨタ自動車、エンジニア
伊藤聡氏は、1982 年にトヨタ自動車株式会社に入社。最初の 5 年間は、実験部門でゴム部品の評価と開発に従事しました。1987 年には、シャーシ設計部門に異動し、CAE 作業を開始しました。1990 年以来、Abaqus を使用してシャーシ・パーツの強度と剛性の解析を担当しています。2004 年から 2008 年まで、AFC (Abaqus for CATIA)のカスタマー・レビュー・チームのメンバーを務めています。また、2010 年から 2013 年までは PCRT (Polymer Customer Review Team)のメンバーを務めています。2010 年にはプロビデンスの SCCS、2013 年にはウィーン、2017 年にはシカゴで勤務しています。2019 年から、ジェネレーティブ・デザイン、トポロジー、形状最適化ソフトウェアを積極的に導入しています。2023 年には、その功績が認められ、公益社団法人自動車技術会からフェロー・エンジニアの称号を授与されています。
Serena Mennillo 氏
Stellantis Italy 社、仮想解析エンジニア
Serena Mennillo 氏は、2005 年 10 月にトリノ工科大学で数理工学の修士号を取得しました。STMicroelectronics 社の研究開発部門で電子機器のモデリングに携わった後、2008 年 11 月に Stellantis 社(FCA/PSA 合併企業)に入社、R&D 製品開発部門の NVH チームで車両仮想解析エンジニアとして勤務しています。2013 年 1 月に DSM チームに加わり、部門横断型のプロジェクト(プレミアムおよびマス・マーケット・ブランド)の CAE シミュレーションを実施し、主要な研究プログラムの陣頭指揮、技術仕様の定義に携わりました。材料モデリング、破壊力学、短時間の事象の疲労、熱構造解析の新しい方法論の開発に従事しています。2019 年以来、Stellantis 社内で金属およびスポット溶接の耐久性と強度のシニア・テクニカル・スペシャリストを務めています。
Sergio Sadaba 氏
IDOM Engineering, Consulting, Architecture S.A.U.社、シニア CAE プロジェクト・エンジニア - 熱機械
Sergio Sadaba 氏は、博士号を所有し、機械解析および設計の分野で 20 年にわたり専門的経験を積んだ機械エンジニアです。自動車、航空宇宙、海軍、核融合など、さまざまな業界の優秀なチームの一員を務めています。過去 9 年間は核融合プロジェクトに従事。IDOM 社では、熱機械分析と機構設計を専門にしています。複雑な熱機械連成シミュレーションを実施し、原子力コードを使用して高温での新しい材料を評価していました。現在は、新世代の商用核融合炉とその主要な補助装置の概念設計の技術リーダーを務めています。国際的な学術誌に査読付き論文を発表したほか、特許プロセスに携わっています。
Seung Ryul Na 氏
シミュレーション・チーム、シニア・エンジニア
Seung Ryul Na 氏は、破壊力学の博士号を取得し、2001 年から Abaqus を使用しています。Abaqus を用いた主な研究分野は、接触力学に付随する非線形問題、塑性、ハイテク応用分野における境界設定の問題です。通常、他の FEA ソフトウェア・パッケージでは適切な解を得られない非線形の問題も、Abaqus の機能を使用すれば、そのメカニクスに関する知見を得ることができます。非線形問題には優位性があるため、Abaqus は強力で信頼性が高く、安心して任すことができるエンジニアリング・ソリューションを提案しています。
Sri Yarasi 氏
Zebra Technologies 社、RF 上級エンジニア
Sri Yarasi 氏は、IIT (インド工科大学)デリー校で博士号を取得し、カナダのウォータールー大学で博士研究員を務め、現在は 20 年以上にわたりアンテナ設計者として勤務しています。2006 年以降、CST Studio Suite を使用してアンテナの設計、ベンダーが設計したアンテナが適正かどうかの検証、製品サイクル中に発生した問題の修正、SAR や HAC などの FCC パラメータの推定を行っています。CST の招きで、2009 年にダラスで開催されたワークショップでシミュレーションの成果について講演しています(リンクを参照)。
Stephan Arndt 氏
Mining One 社、テクノロジー & イノベーション部門責任者
Stephan Arndt 氏は、1994 年に破壊力学の博士号を取得し、その後、Unix ワークステーションと、当時としては途轍もなく大きなコンピュータ・スクリーンの間に挟まれながら仕事をしているうちに、カラフルな 3D 結果の魅力に引き込まれるようになりました。Abaqus のマニュアル(当時は非常に大きなバインダーに綴じられていた)で強調されていた、相当な専門知識を要するという注意をすべて無視して、構成モデルのユーザー・サブルーチンを開発し始めました。学習にあたっては、ベルリンにあるベルリン工科大学とドイツ連邦材料試験所(BAM)、パリにあるパリ国立高等鉱業学校、オーストラリアのパースにある西オーストラリア大学(UWA)の連続体力学の真の専門家グループの助けを得ています。飛行船設計、歯科インプラント、核融合反応炉コンポーネント、タングステン・カーバイドの解析に手を染めていた時期もありましたが、その後、鉱業における地質工学的な解析のための高度な数値モデリング手法に主軸を移しています。過去 20 年にわたり、地盤工学の専門チームの指導および管理を行い、モナシュ大学で鉱業・資源工学の教授兼ディレクターを務めました。現在は、Mining One 社の技術およびイノベーション部門責任者として、SIMULIA Abaqus と 3DEXPERIENCE プラットフォームを使用した IUCM 岩盤力学モデルの開発と応用を推進しています。
Sudhakar Karunamurthy 氏
Apollo Tires 社、アソシエイト・マネージャー
Sudhakar Karunamurthy 氏は、インドのアンナ大学で工学設計の修士号を取得しています。SIMULIA、特に Abaqus の使用経験が豊富です。Aptiv Connexion Systems India 社でそのキャリアをスタートさせ、Abaqus を使用した、さまざまな構造、振動、熱電気シミュレーションの専門知識を持っています。在職中は、剛性、ロバスト性、シーリング、振動、機械的衝撃、熱伝導、電流容量、落下試験などのシミュレーションを通じて、電気機械部品のマルチフィジックス挙動を保証する役割を担っていました。Python スクリプトを使用して、組織の Abaqus 環境のカスタマイズに貢献しました。2023 年には Apollo Tyres 社のアソシエイト・マネージャーとして新たなキャリアをスタートさせ、タイヤのマルチフィジックスと車両の力学の性質を探求することに情熱を注いでいます。
Svetlana Gossmann 氏
Siemens AG 社、T SEI MGO-DE、シニア・キー・エキスパート
Svetlana Gossmann 氏は現在、Siemens AG 社のシニア・キー・エキスパートとプロジェクト・マネージャーを兼任しています。2002 年にモスクワの MEPhI でプラズマ物理学を専攻し、2006 年にミュンヘン工科大学で材料科学博士号を取得。2006 年に研究員として Siemens AG 社に着任しました。2012 年にシミュレーションを開始した当初は、CST Studio Suite の低周波ソルバーと粒子ソルバーを使用していました。現在は、将来の電力網における資産の設計および運用コンセプトの開発、調査、実証を担当しています。CST Studio Suite を使用した研究プロジェクトの大半は、ガス絶縁開閉装置と真空遮断器の絶縁耐力、X 線管内の電子ビーム集束、電磁気・熱連成シミュレーションに費やされています。
Utku A. Özden 氏
Velux A/S 社、シミュレーション技術リード・スペシャリスト
Utku A. Özden 氏は、Velux A/S 社の先端材料技術部門でリード・シミュレーション・スペシャリストを務め、既存製品と新規製品の両方の研究開発に専念しています。コンピュータ支援設計と有限要素解析における 20 年以上の専門知識を活かし、主な日常業務として、構造力学ソリューションの考案と、ルーフィングベースの照明および換気ソリューションに対する材料応用の検討に取り組んでいます。現職に就く前は、2010 年にアーヘン工科大学の機械工学部材料応用研究所(IWM)でマイクロメカニクス研究の陣頭指揮を執りました。この期間、2016 年までこの分野の先駆者グループを牽引しました。学界と業界の両方におけるその幅広いキャリアを活かし、数多くの会議やセミナーに講演者として積極的に参加し、さまざまな国際的刊行物や特許に貢献しています。彼の仕事は Abaqus を使用した有限要素法のスタディ研究を中心にしており、この分野の発展に貢献しています。新たな手法の理解を深めようとする不屈の好奇心に突き動かされて、コンピュータ支援エンジニアリングを推進しています。アーヘン工科大学の機械工学博士号を取得し、この分野における卓越性を追い求め続けています。
Youngtae Kim 氏
Hankook Tire and Technology 社、仮想技術プロジェクト、エキスパート研究員
Youngtae Kim 氏は、20 年間 SIMLIA Abaqus を使用しています。KAIST 大学院で Abaqus を使い始め、亀裂伝播シミュレーション手法を研究。7 年間、LG Chem 社に勤務し、設計、安全性、製造の問題の解析を中心に FE シミュレーションを実施しました。石油化学産業では、反応炉、押出機、NCC などのシミュレーションを作成し、光学材料産業では、薄膜の温度/湿度による変形、破壊、膨張、ローラー装置のシミュレーションを手がけました。バッテリー業界では、セパレータ、陽極、陰極、ケースの破砕をシミュレーションしました。現在は、Hankook Tire and Technology 社に勤務し、社内で FE コードを開発し、Abaqus を使用してタイヤの性能と問題の解析をシミュレーションしています。今でも、Abaqus は仕事の支えとなっています。
Yi Li 氏
独立系研究者
Yi Li 氏は、復旦大学で学士号を取得、中国科学院で博士号を取得し、現在は、医療機器の超高磁場マグネット技術の独立系研究者です。強磁場超伝導マグネットの研究開発に 15 年間従事し、特に超高磁場 MRI とさまざまな産業用途の高温超伝導マグネットの分野に力を入れて研究開発しています。シミュレーション・ツール Opera の使用経験は、まだ博士課程で学んでいた 10 年以上前にまで遡ります。多くの主要な技術を習得し、MRI マグネットの分野では、豊富な研究経験と深い学術的業績を持っています。SIMULIA 製品の 1 つである Opera の操作に関する初の執筆者として本を 1 冊出版しています。14 本の SCI/EI 記事を執筆し、多数の特許とソフトウェアの認定を受けています。
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