製品開発を再構築する: チームリーダーの視点

MODSIMは、単なるシミュレーション主導の設計ではありません。 3DEXPERIENCEプラットフォームは、チームがアイデアを共有・繰り返し検証し、ブレーンストーミングを行い、交流するための創造的な空間なのです。プラットフォームは、人、データ、ツールを一つにし、チームワーク、創造性を高め、問題解決を促進します。

洞察力と自信の伴ったプロジェクト管理を実現します ... 設計プロセス全体の透明性とトレーサビリティの確保。問題の追跡と、容易な変更管理。進行中の作業にいつでもアクセス。設計と並行して実施する性能検証。

MODSIMは、シミュレーションを活用して性能評価のフロントローディングを実現し、設計コンセプトの段階で検証と妥当性確認を先行させ、開発後半での不具合や手戻りのリスクを低減します。これにより、大幅な効率化を実現し、革新的な製品をより少ない試作回数で、より低コストで納期通りに提供することができます。

製品が複雑化する中、シミュレーションによる検証を迅速に行うことができれば、革新的な解決策を見つけるための時間を確保することができます。従来は、設計者と解析専任者が順番に作業を行っていました。両部署の連携が上手く取れていないため、解析専任者から設計者への返答に数週間かかるのが一般的です。新しいMODSIMのプロセスでは、その時間が数時間から最長でも数日にまで短縮されます。

 設計者は複数の設計案を検討し、いわゆる実験計画法の手順に基づいて、要求仕様に最も近い設計を選択することができます。解析専任者は、直感的なユーザーインターフェースのウィジェットで設計案に対する解析結果をカタログ化し、プロセスの大衆化をさらに進めることができます。MODSIMは、データ転送を必要としないため、設計とシミュレーションの一体化を促進します。

複数のシミュレーション案を可視化することで、エンジニアリングの意思決定が容易になります。デザイナー、設計者、解析専任者は、あたかも同じテーブルに座っているかのように、意思決定のために一堂に会します。