ラボ・インフォマティクス向け BIOVIA ScienceCloud

研究、開発、解析、QA/QC ラボにおいて、紙を使用するプロセスをなくし、解析とプロセスのエンドツーエンド・ワークフローを強化します。ラボとリソースの管理および SOP 実施を統合、調和、標準化することで、コラボレーション・イノベーションの促進、生産性の向上、法規制コンプライアンス作業の削減と安全性のリスク軽減、市場投入までの期間短縮をサポートします。

ラボ・ドキュメント、リソースおよび在庫の管理、標準化レシピや SOP の作成、SOP 実施管理、ラボの試験計画、データ・サイエンスと意思決定ツールをはじめとした機能を装備しています。調和の取れたアプリケーションをさまざまに組み合わせることで、研究者個人のロールのニーズを満たすシームレスなユーザー・エクスペリエンスを提供します。BIOVIA Unified Lab on ScienceCloud は、既存のラボ・インフォマティクス・システムと統合することも可能で、真の意味のデジタル・ラボを実現します。

BIOVIA は、バリデーション対応のシングルテナント・アーキテクチャにより、Unified Lab on ScienceCloud を提供します。更新とアップグレードの頻度やタイミングは、コンピュータ・システム・バリデーション(CSV)やコンピュータ・ソフトウェア保証(CSA)に関するお客様独自の戦略に従って制御できます。完全なプライバシーを確保するために、データは他のお客様のものと完全に分離された状態になります。データが他のお客様のデータと混ざるリスクはありません。BIOVIA が、アプリケーションとセキュリティの更新を実行することにより、お客様はリスクの軽減、IT 負担の軽減、柔軟性の向上を実現できます。

すべてのコンポーネントにはコンプライアンス管理が組み込まれており、21 CFR Part 11; 210; 820; 600、ISO 規格(9000、1400)、Annex 11、GxP などの最も厳格な要件に対応しています。また、変更できない監査証跡を提供し、US Food & Drug Administration (FDA) 21 CFR Part 11 および EU Annex 11 の要件に準拠した電子署名に完全対応しています。

ScienceCloud は、ISO 27001 に特化した情報セキュリティ・コンサルティング会社の Securastar による認証プロセスに合格しています。また、セキュリティ設計、実装、管理の詳細なフレームワークが導入されていること、およびそれらが継続的に監視され、改善されていることが、Bureau Veritas によって検証済みです。認証プロセスにより、情報セキュリティ・リスク評価、脅威の識別、迅速な対応が可能な、堅牢なフレームワークが存在していることも検証済みです。