スイムウェアブランドのArena、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE Worksを活用してより迅速かつ持続可能な試作製造を実現

• Arenaは、試作製造における連携、生産性、品質を向上させるために、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE Worksを活用
• クラウドベースの設計およびシミュレーション機能で、水泳用ゴーグルの試作サイクルを70％短縮し、二酸化炭素排出量を削減
• 3DEXPERIENCE Worksの導入により、3DEXPERIENCEプラットフォーム上の中小企業向けアプリケーションを活用
   

※本リリースは、米国テキサス州ダラスにて現地時間2024年2月14日に発表したリリースの日本語参考訳です。

ダッソー・システムズ（Euronext Paris: FR0014003TT8, DSY.PA、以下ダッソー・システムズ）は本日、スイムウェアブランドであり、スポーツ・ライフスタイル分野における大手メーカーであるArenaが、性能の高い製品をより迅速かつ持続可能な方法で製造するために、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE Worksを活用していることを発表しました。

Arenaは、3DEXPERIENCE Worksを導入することで、ダッソー・システムズのSOLIDWORKSアプリケーションの活用範囲を3DEXPERIENCEプラットフォームに拡大しました。また、設計、シミュレーション、連携などの分野において、同社のビジネスニーズに沿ってカスタマイズされたアプリケーションを含むクラウドポートフォリオへのアクセスが可能になりました。

Arenaの設計チームと提携パートナーは、バーチャル環境内でリアルタイムに連携し、情報とフィードバックを共有することができます。これにより、品質の高い製品のバーチャルツインを作成、検証、最適化しながら、物理的な試作数を抑えつつ、試作製造に要する時間やリソースを削減できます。既に、同社は水泳用ゴーグルの試作サイクルを70%短縮し、市場投入までにかかる時間を加速させています。

ArenaのIT＆ビジネスソリューション部門の責任者であるロリス・ヴァレッシ氏は、次のように述べています。「当社は、3DEXPERIENCEプラットフォームと3DEXPERIENCE Worksを活用したエコシステム形成に取り組んでいます。当社の設計チームは単一の環境で連携して作業し、情報を迅速に共有することができ、社内外との連携にも大きく貢献しています。設計オフィス内でシミュレーションを実行することにより、製品サンプルの製造回数を減らし、サードパーティ製の試作を使用する必要がなくなるだけでなく、二酸化炭素排出量を削減できます。ワークフロー改善により、製造プロセスに持続可能性に関わる施策を組み込み、製品にかかわる性能や仕様、快適性、フィット感を消費者に提供することが可能になります」

2019年に発表された3DEXPERIENCE Worksは、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームを基盤とする、SOLIDWORKSユーザーと中小企業を対象としたアプリケーション・ポートフォリオです。3DEXPERIENCE Worksは、SOLIDWORKSの利便性と機能性を、プラットフォーム・アプリケーション群に拡張し、ユーザー間の連携強化や、製造効率、ビジネスのアジリティ、および従業員の潜在能力向上に寄与します。

ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE Worksシニア・バイス・プレジデントであるジャン・パオロ・バッシは、次のように述べています。「Arenaは、業務連携、生産性、技術革新の面で、3DEXPERIENCE Worksポートフォリオの価値を最大限に活用している事例です。当社では毎年、製品の機能強化を実施し、ユーザーにさらなるメリットを提供しています。当社のクラウドベースのソリューションは、ユーザーが効率的に製品の特性や性能のモデルを作成して、可視化し、予測する際に必要となる機能を提供するだけでなく、環境に配慮した変革プロセスの実現に貢献しています」

（以上）

ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3次元設計のソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント（PLM）ソリューション等について、詳しくはホームページをご覧ください。

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