東部総合職業技術校、ダッソー・システムズのCATIAアカデミックライセンスを採用し、実践的な3次元CAD&モデリング教育を提供

最新かつ最高レベルの3次元CAD教育を充実した環境で実現

3DとPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションにおけるワールド・リーダーであるダッソー・システムズ(本社:仏パリ、Nasdaq: DASTY; Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、大規模な総合型の職業訓練校である神奈川県立東部総合職業技術校(以下、かなテクカレッジ)が、3次元CADの習得を柱とした機械設計の専門コースにおいて、ダッソー・システムズの教育機関向けライセンスである「CATIAアカデミックライセンス」を採用したことを発表しました。

かなテクカレッジは、2008年4月に開校した神奈川県東部地域をカバーする国内最大級の職業訓練校で、その中でも“3次元CAD&モデリングコース”は、15ある訓練コースの中でも募集定員が約5倍に達するほどの特に高い人気を得ています。かなテクカレッジでは、実務に即した設計から生産までのツールを使いこなせるような訓練を行っており、実践的な3次元設計教育の提供を課題としていました。

神奈川県立東部総合職業技術校 工業技術課 3次元CAD&モデリングコース担当主査の谷口 大介氏は、次のように述べています。「就職活動においても有利なことから、当校では設計だけでなく意匠面も含めた総合的な機械設計の力をつけることを重視しており、意匠設計に不可欠な優れた自由曲面のモデリング能力を持つCATIAを採用しました。受講生には、自動車や家電メーカーのほか、アウトソーシング会社など業種も様々な会社から、多くの求人が全国から寄せられています。」

かなテクカレッジは、ダッソー・システムズが公共・教育機関に適したライセンス形態として提供するCATIAアカデミックライセンスにより、最高レベルの3次元CADが導入できました。提供されるソフトウエア群には、専門的なものも含め、CATIAのほぼ全てのオプションが含まれており、学生に最新かつ最高の3次元CAD環境を提供することができます。現在行われている“3次元CAD&モデリングコース”での実習では、CATIA V5を使用し、ソリッド、サーフェスなどのモデリング技術のほか、ナレッジ、解析などを使った設計手法も習得できます。

ダッソー・システムズ株式会社 ジェネラルマネージャーであるニコス・カルファカコスは、次のように述べています。「かなテクカレッジ様にCATIAをご採用いただき、優秀な3次元CAD技術者の育成にCATIAを役立てていただけることを、非常に嬉しく思います。今後も、教育機関向けのアカデミックライセンスの普及を図り、日本のものづくりに欠かせない技術者の育成に貢献できるよう努力していきたいと思います。尚、この度のCATIAの導入にあたっては、ダッソー・システムズのバリュー・アディッド・リセラー(VAR)である株式会社菱友システムズ様とダッソー・システムズが協力し行いました。」

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。