LG、ENOVIA V6コラボレーティブ・イノベーション・ソリューションで、コラボレーションおよび製品データ管理の強化・統合を促進
韓国ソウル発のニュースリリース日本語参考訳,2010年11月3日 – 3Dとプロダクト・ライフサイクル・マネージメント(PLM)ソリューションにおけるワールドリーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris:#13065,DSY.PA)は本日、LGエレクトロニクス(以下、LG)が、ダッソー・システムズのENOVIA V6ソリューションを導入したことを発表しました。このたび、ITコンサルティングおよびソリューション・カンパニーであるLG CNSの協力のもと、LGのモバイル・コミュニケーションズ・カンパニー(以下、MC)におけるコラボレーションおよび製品データ管理の強化・統合に向け、同社のR&D、製造、購買プロセスにENOVIA V6が導入・構築されました。
LGは、より迅速に効率的な部品表(以下、BOM)管理システムを実現するため、同社の設計エンジニアリングとBOMソリューション間で、より正確な、整合性の高いデータ管理システムと、強力なサーバー・セキュリティの必要性を認識していました。ENOVIA V6ソリューションは、BOM作成の自動化や、無数に発生する製品修正のより体系的な管理を実現することで製品開発を改良しながら、これらの課題に対応します。これにより、実務上、より効率的な作業環境が構築され、スタッフ間のデータ共有が改善し、製品開発履歴の理解が進みました。LGは、ENOVIA V6の展開が成功したことで、同社のグローバルなビジネス・オペレーションにおける業務効率の向上をすでに実証しています。
ENOVIA V6は、LGのMCカンパニーでの導入に始まり、17ヶ国・58地域の子会社のユーザーに徐々に拡張されます。
LGのsenior vice president兼Information Strategy Team leaderであるKyung-ho Kim氏は次のように述べています。「ENOVIA V6は、MCビジネス・ユニットを手始めに、全ての製品開発プロセスをサポートするため、エンタープライズ規模で導入されることになります。」
LG CNS、LG Electronics Business Unit、vice presidentであるJae-sung Lee氏は次のように述べています。「我々はこの重要なプロジェクトにおいて最高の結果を出すために、LG CNSがこれまでに培ってきたダッソー・システムズのENOVIAソリューションの経験とノウハウを活用しました。LGは現在、グローバル規模のユーザーに対し迅速かつ容易なPLMシステムを提供して、極めて大規模なデータを効率的に管理し、ハイテク業界のリーダー企業が要求するハイレベルな要件に応えています。我々は、今後もLGエレクトロニクスでのENOVIAソリューションのグローバルな導入を継続すると共に、ダッソー・システムズとさまざまなビジネス分野で緊密に連携していきます。」
ダッソー・システムズ・コリアのmanaging director、Young-bin Choは次のように述べています。「ENOVIA V6は、グローバルに展開するLG様全社に単一のデータベース、直ぐに使えるアプリケーション、標準化されたプロセス、そしてsingle version of the truth(データの一元性)を提供します。これは、LG様とダッソー・システムズの長期的な戦略的パートナーシップにより、お客様の要件を満たし、さらにその要件を上回ることで実現できたのです。LG様のV6オンライン・コラボレーション・ソリューションの導入が成功を収めたことは、韓国、および各国のグローバル企業が、新たなレベルのイノベーションを実現するための方法を示しています。」
ダッソー・システムズ について
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。