戦略パートナーとしてドイツにおける
3Dエクスペリエンス・プラットフォームの導入を加速

2012年7月26日仏ヴェリジー=ヴィラクブレー発プレスリリース 日本語参考訳 — 3Dエクスペリエンス・カンパニーであり、3D設計ソフトウエア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ(Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は同日、販売とサービスの子会社で、長年同社の開発パートナーとしてドイツとスロバキアの様々な規模の顧客を担当してきたTranscat PLM GmbHをマネジメントバイアウト(MBO)によって分離独立させることを発表しました。これは、各地域に根差したパートナーの事業成功に注力するダッソー・システムズの施策を強化するとともに、パートナーから顧客企業、そしてユーザーに至るエクスペリエンスを新たなレベルへと引き上げるものです。

今後、Transcat PLMは従業員数200名の独立会社として、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームを顧客に提供するパートナー(VAR)として継続的に事業を展開します。同時に、第三者ソフトウエア開発者のエコシステムである、コンポーネント・アプリケーション・アーキテクチャ(CAA)を通じて、ダッソー・システムズの主要アプリケーション開発パートナーとしての活動を強化します。Transcat PLMのマネージングディレクターには、Etienne Droit、 Gerhard Keller、 Günther Öhlschlägerが就任します。

上述のエティエン・ドロワ氏(Etienne Droit)は次のように述べています。「このたび、Transcat PLMの分離独立が完了し、私たちは自動車・輸送機械や産業機械、消費財の各業界のお客様を対象に、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームを活用した優れたサービスを今後も提供し続けていきます。Transcatはまた、ドイツのお客様と長期的に築いてきた関係をこれからも継続的に発展させ、インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを採用していただけるよう努めてまいります。さらに、主要なサービスプロバイダー、ならびにダッソー・システムズのCAAコミュニティのキープレーヤーとして、3Dエクスペリエンス・プラットフォームのための、新しいアドオン・アプリケーションも開発していきます。」

ダッソー・システムズのバリューソリューション、ディストリビューションストラテジー担当、エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるブルーノ・ラチャーグ(Bruno Latchague)は次のように述べています。「ダッソー・システムズの販売パートナーエコシステムは、私たちの成長に欠かすことはできません。独立したチャネルパートナー企業様の事業展開に貢献できるよう、今後もサポートに尽力してまいります。パートナー企業各社様は、アプリケーション開発をはじめ、顧客サービス、ならびにインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスやブランドアプリケーションの提供の重要な担い手です。Transcat PLMが分離独立することで、私たちがドイツ市場にもたらす価値が高まるだけでなく、Transcatが自らのビジネスをより活発に、効果的に展開できると考えています。今回のMBOによって、ダッソー・システムズの元役員であるEtienne DroitがTranscatのマネージングディレクターに就任しました。このことは、両社が培ってきた成功を継続させるとともに、Transcatの収益性を高める上で大きな意味を持つと考えています。」

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。