ダッソー・システムズ、SIMULIAパートナー・プログラムを新たに発表

CAA V5とABAQUSアライアンス・プログラムをSIMULIAエコシステムに統合

米マサチューセッツ州ケンブリッジ発 2006年2月20日付発表のプレスリリース参考日本語訳

 

ダッソー・システムズ(本社 仏パリNasdaq: DASTY, Euronext Paris: #13065, DSY.PA)は、本日SIMULIAパートナー・プログラムを創設したことを発表しました。

 

SIMULIAはダッソー・システムズのオープンなマルチフィジックス・プラットフォームで、さまざまな業界向けのリアリスティック・シミュレーションをサポートします。SIMULIAは製品を物理的にテストする必要性を大きく軽減し、イノベーションを加速するとともに、リアリスティック・シミュレーションと品質およびパフォーマンスの最適化に要するトータルコストを引き下げることができます。

 

新しいSIMULIAパートナー・プログラムは、ABAQUS アライアンス・プログラムのシミュレーション・パートナーとダッソー・システムズのCAA (Component Application Architecture) V5 コミュニティを統合したものです。このパートナー・エコシステムは、従来のダッソー・システムズの市場より一段と幅広い業界を対象とし、バーチャル・テストのため相互運用性を持つ広範なソリューションの開発をサポートします。

 

SIMULIA CEOであるMark Goldsteinは次のように述べています。「SIMULIAパートナー・プログラムは現行のCAA V5とABAQUSアライアンス・プログラムのシナジー効果を狙ったもので、お客様から要望の強まっている統合シミュレーション・ソリューションをパートナー各社が開発できるよう支援するものです。相互運用性のある充実したバーチャル・テスティング・ソリューションを利用することで、お客様は生産性と競争力を高めることができます」

 

SIMULIAは、ダッソー・システムズが2005年10月にABAQUSの買収と同時に発表したブランドで、あらゆるシミュレーション・アプリケーションの統合を可能にするオープンなプラットフォームを提供します。パートナーや企業は、オープンなSIMULIAプラットフォームを採用することにより、先進的な各種シミュレーション技術の連携や相互運用性、ならびに標準への準拠を強化することができます。ダッソー・システムズは設計、実験、シミュレーション、製造、オートメーションに向けた統合的なコラボレーティブ3D環境を提唱していますが、SIMULIAはその主要コンポーネントの1つです。

 

ダッソー・システムズのCAA V5パートナーは、補完的なPLMアプリケーションの開発に携わる360社を超える企業からなり、各社は6月27-28日にパリで開催されるDEVCONで一堂に会する予定です。DEVCONはSIMULIAパートナーにとって初顔合わせの場となり、参加者は相互に体験を分かち合うとともに、SIMULIAプラットフォームの将来性について詳しい情報を得ることができます。

 

ダッソー・システムズ について

ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE®カンパニーとして人々の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの考案、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義でき、結果として、世界をより持続可能なものにするために価値ある影響を及ぼすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。