ダッソー・システムズが本社経営体制を強化

• 将来を見据えてリーダーシップの継続性を確保し、世代横断的な人材登用を実施
• パスカル・ダロズは 2020 年から就いている最高執行責任者（COO）の職務に専念
• ルーベン・バーグマンをエグゼクティブ・バイス・プレジデント、最高財務責任者（CFO）に任命

※本リリースは、仏ヴェリジー＝ヴィラクブレーにて現地時間2022年2月3日に発表したリリースの日本語参考訳です。

ダッソー・システムズ（Euronext Paris: FR0014003TT8, DSY.PA）は本日、同社のガバナンスと経営効率を長期戦略に完全に合致させるべく、現行の経営体制を強化することを発表しました。

これにより、パスカル・ダロズは最高執行責任者（COO）の職務に専念することになります。ダロズはライフサイエンス＆ヘルスケア、製造業、都市・インフラの領域におけるダッソー・システムズのイノベーションを推進する「オペレーションズ・エグゼクティブ・コミッティ」を主導しており、3DEXPERIENCE プラットフォームやそれぞれのブランド、インダストリー、人事、運営を含むすべての戦略的職務のオペレーションを世界規模で指揮します。 

ルーベン・バーグマンはエグゼクティブ・バイス・プレジデント、および最高財務責任者（CFO）に任命され、パスカル・ダロズの指揮下に入ります。バーグマンはソフトウェアやクラウド関連の財務についての専門家であり、ダッソー・システムズによるメディデータ買収後は、その統合において重要な役割を担いました。以前はダッソー・システムズのライフサイエンス担当最高執行責任者（COO）を務め、メディデータのオペレーションを統括していました。バーグマンは、ニューヨークに拠点を置いていた NASDAQ 上場企業、メディデータにCFO として2015 年に入社しました。同年に3 億ドルだったメディデータの事業規模は、ダッソー・システムズに2019年に買収されるまでの間に 7億ドル以上に拡大しました。メディデータ入社前は、SAP North America で CFO を務めていました。バーグマンはドイツのカイザースラウテルン工科大学で機械工学と経営学の修士号を、ミュンヘン大学で経済学と金融学の博士号を取得しています。現在はパリに拠点を置いています。

ダッソー・システムズの取締役副会長、 最高経営責任者であるベルナール・シャーレスは、次のように述べています。「この度、我々の目的や価値、熱意を共有し、大きな夢の実現に向けて協力してくれる強力なリーダーシップについて発表できることを、喜ばしく思います。パスカル・ダロズは、企業の成長を加速させ、顧客により高い価値を提供するこれまで考えられなかったような能力を、身をもって証明してくれています。今後は最高執行責任者（COO）の職務に専念し、企業価値のさらなる向上と拡大、次世代のリーダーシップの強化、事業戦略の支援などを担います。3DEXPERIENCE プラットフォームによる業界や市場、カスタマー・エクスペリエンスの変革というダッソー・システムズのビジョンを実現し、成長を重視した全社戦略を遂行し、そのパフォーマンスを管理するためには、パスカル・ダロズは最適な人材です。

ルーベン・バーグマンは メディデータの最高財務責任者（CFO）を経て、2019 年から同社の最高執行責任者（COO）を務めました。その前は、SAPなどで業務や財務の執行役員に従事していました。今後は財務オペレーションの継続性の確保やサブスクリプションの拡大、当社の管理業務における3DEXPERIENCE プラットフォームの活用に注力します。財務や戦略のスキルに加え、主なビジネス促進要因を正確に把握するルーベン・バーグマンは、当社グループ全体の財務を監督する信頼できるパートナーであり、彼をエグゼクティブ・コミッティに迎えられることを嬉しく思います。

ダッソー・システムズには、使命を遂行する人材がバランスよく揃っており、企業や人々に3DEXPERIENCE ユニバースを提供することで、製品と自然と人々の生活を調和させる持続可能なイノベーションを提唱します」

詳しくはこちら：
ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCE プラットフォーム、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント（PLM）ソリューション
https://www.3ds.com/ja

ダッソー・システムズとつながるソーシャル･アカウント
Twitter Facebook LinkedIn YouTube