パリ高等師範学校サクレー校とダッソー・システムズ、バーチャルツインの知識とノウハウの強化に向けたMoU（基本合意書）に署名

• 高等教育機関の教員と研究者を育成するパリ高等師範学校サクレー校とMoU（基本合意書）を締結、持続可能なイノベーションを進める上でバーチャルツインが果たす役割についていっそうの理解を促す
• パリ高等師範学校サクレー校は大学のカリキュラムと社会人教育プログラムに3DEXPERIENCEプラットフォームを導入、これまでの製造業領域に加えて、ヘルスケアや都市インフラ開発の領域にも活用範囲を拡大
• 両者は新たにバーチャルツイン・シンクタンクを設立、専門知識を結集し、バーチャルツインの定義と活用に関する科学的ビジョンの共有を実現

※本リリースは、仏ヴェリジー＝ヴィラクブレーにて現地時間2022年12月12日に発表したリリースの日本語参考訳です。

ダッソー・システムズ（Euronext Paris: FR0014003TT8, DSY.PA）は本日、パリ高等師範学校サクレー校とのMoU（基本合意書）に署名したことを発表しました。MoUの目的は、教育や研究にバーチャルツインを活用する際に必要となる知識やノウハウを強化し、持続可能なイノベーションを促進していくことです。この発表はパリ高等師範学校サクレー校の自動化生産研究所LURPAの創立40周年記念式典において、同校の卒業生であり、研究所のスポンサーでもあるダッソー・システムズの取締役会副会長兼最高経営責任者ベルナール・シャーレスが同席しました。

今回のMoU締結に基づき、パリ高等師範学校サクレー校は、大学のカリキュラムと社会人教育プログラムの一環として3DEXPERIENCEプラットフォームを導入し、今までにない革新的な学習体験を提供します。同校とダッソー・システムズは連携して、プラットフォームのベストプラクティスを大学の教授や研究者に共有し、今日、多領域連携がいっそう必要となっているテーマ（ヘルスケア、都市インフラ開発、製造など）の授業において、体験型学習を提供する際に活用していきます。

この導入に加えて、ダッソー・システムズとパリ高等師範学校サクレー校は、それぞれのバーチャルツインに関する専門知識を統合する「バーチャルツイン・シンクタンク」（仮称）を設立します。共同研究プロジェクト、ホワイトペーパー、カンファレンス、その他リーダーシップ戦略を通じて、教育、健康、持続可能なイノベーションや産業などの分野におけるバーチャルツインの定義と活用に関する科学的ビジョンを共有していきます。

パリ高等師範学校サクレー校の学長であるナタリー・カラスコ氏は、次のように述べています。「フランスの一流大学の創設メンバーとして、当校は未来の教育者となる学生に最先端の技術革新について学べる最も質の高いカリキュラムを提供する使命を担っています。研究や教育は、製造・ヘルスケア・都市インフラ開発の領域で直面している今日の課題に対応するソリューションを育てることに直結します。今回のMoUの締結により、ダッソー・システムズと共に長年培ってきた関係をこれからも深めていき、これらの領域でバーチャルツインの影響力を高める新たな機会を促進していくことができます」

ダッソー・システムズのインダストリー、マーケティング＆サステナビリティ担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるフローレンス・ベルゼレンは、次のように述べています。「パリ高等師範学校サクレー校は、フランスの一流大学の創設メンバーであり、フランス国内でトップクラスの大学教員や研究者を育成する教育機関です。カリキュラムの早い段階で3DEXPERIENCEプラットフォームのトレーニングを開始することで、同校の学生は自身の教育者としてのキャリアでも活用し、自分の生徒にも共有できる専門知識を身につけることができます。持続可能なイノベーションの実現を支援するバーチャルツインの役割についてさらなる理解を促進する共同イニシアチブと組み合わせた学際的アプローチは、社会が直面する主要な課題の解決に向けた取り組みにおいて、もう一歩先を行くものとなるでしょう」 

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ダッソー・システムズの 3DEXPERIENCEプラットフォーム、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション
https://www.3ds.com/ja

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