パスカル・ダロズは、2024年1月からダッソー・システムズの最高経営責任者(CEO)を務めています。バーチャル・ユニバースの世界的なリーダーであるダッソー・システムズは現在、世界のソフトウェア企業のトップ10の一社です。

パスカル・ダロズは、2024年1月からダッソー・システムズの最高経営責任者(CEO)を務めています。2020年から2023年までは当社の最高執行責任者(COO)およびオペレーションズ・エグゼクティブ・コミッティの責任者を、加えて、2023年には副最高経営責任者(Deputy CEO)を務めました。

ダロズは、経営戦略コンサルティング会社や投資銀行において、技術革新に関する戦略やマネジメントを担った後、2001年にリサーチ、戦略、市場開発担当バイス・プレジデントとしてダッソー・システムズに入社しました。その後、2003年に戦略、ビジネス開発担当バイス・プレジデント、2007年に戦略、マーケティング担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント、2010年に企業戦略、市場開発担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント、2014年にはブランド&コーポレート・ディベロップメント担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント、2018年に最高財務責任者 兼 企業戦略責任者に就任しました。

副最高経営責任者 兼 最高執行責任者としては、3つの主要な経済セクター(製造業、ライフサイエンス&ヘルスケア、都市・インフラ)でダッソー・システムズが世界的なリーダーとなることを目指し、当社の戦略に関わる全組織の変革を指揮しました。

ダロズは、破壊的技術の実現と社会を発展させる取り組みは別々であってはならない、という確固たる信念のもと、新分野(とりわけライフサイエンス&ヘルスケア業界)を開拓するというダッソー・システムズの方針に大きく貢献し、その結果、当社の今日の独自の市場カバレッジを実現しました。また、先々のトレンドを取り入れ、高い独創的を持つ人材をまとめ上げる手腕をもって、部門の枠を越えたアプローチを行い、業務知識や、テクノロジーに関する専門知識、緻密な買収戦略を組み合わせ、当社の発展を推進しています。

ダロズは2020年からダッソー・システムズの取締役会のメンバーです。また、臨床試験の世界的なリーダーであるMEDIDATAの会長兼CEO、ならびにダッソー・システムズが設立したクラウドサービスの3DS OUTSCALEの会長を務めています。さらにダロズは、フランス政府が支援するAlliance Industrie du Futur(未来の産業のためのアライアンス)にダッソー・システムズを代表して共同議長として参加しています。

ダロズはユーロネクスト上場企業である、ソプラ・ステリアとSTマイクロエレクトロニクスの取締役会の独立役員です。また、フランスの国家功労勲章のシュヴァリエを受章しています。